拙者、妹がおりまして(3) の商品レビュー
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【収録作品】第一話 悪い虫/第二話 梅に鶯/第三話 あの夜の正体/第四話 ふんどし泥棒 龍治と千紘の仲に勇実は気をもむ。自身は菊香が気になっている。……というほんわかラブコメのような軽い雰囲気に、前作で捕まえた連続殺人犯の逆恨みが影を落とす。 千紘は相変わらず危なっかしく、勇実は優柔不断。
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日常生活の中で、下手人に狙われてるなんて、毎日平穏に暮らしていられない。施錠もしっかりしていない時代、防犯対策が現代より薄いんだろうなぁと思う。でも剣術や刀の携帯が防犯意識を高めているのかも。 ふんどし泥棒が面白かった。湯屋に行ったら、刀を預けるとか、糠袋で身体を洗うとか、男性...
日常生活の中で、下手人に狙われてるなんて、毎日平穏に暮らしていられない。施錠もしっかりしていない時代、防犯対策が現代より薄いんだろうなぁと思う。でも剣術や刀の携帯が防犯意識を高めているのかも。 ふんどし泥棒が面白かった。湯屋に行ったら、刀を預けるとか、糠袋で身体を洗うとか、男性はあまり糠袋を使わないとか、当時の衛生面が垣間見れた。 それにしても勇美さん! 褌付けていたか、いないのか覚えていないって笑える。 ご先祖様達は褌だったのよねー。
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シリーズ3 前作で捕まえた、凶悪の方の盗人お七本名・吉三郎が、解き放ちになった。 どうやら、大身旗本の妾の子で、旗本の力が働いた模様。 その、吉三郎が、恨みを晴らす為、白瀧家を襲う。 今作も、若者の恋模様が多く、青春時代小説と言っても良いよう。 ふわふわとした内容だった。
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この小説、よく会話が漏れて外にいる人に(不完全な形で)聞こえてしまうシーンが出てきます。小さい日本家屋だから、わりとあることなのかな?二組の仲が進みそうで進まないのが残念ですが、次も楽しみです。
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シリーズ3弾。過去に3人の活躍で捕まった「真のお七」が仕返しに現れる騒動などが描かれている。男性陣の恋模様が相変わらずの焦ったさで、読者をモヤモヤさせる。 現代の若者たちをそのまま時代だけ変えたようで、こんなの有り得ないよなぁ、と思いつつこの先が気になって読んでしまう。
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このシリーズもはや3巻目 登場人物たちの性格も把握でき、しっとりと落ち着いた調子になってきた。 前作での事件の後引きで、襲われたり、 幼馴染みの恋のキューピットになったり。 師範代を務める矢島龍治の秘めた恋のゆくえは?
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