皇帝陛下の溺愛花嫁 の商品レビュー
#小説 #ラノベ #TL #皇帝陛下の溺愛花嫁 ゲームの世界に転生して、ヒールに嫁ぐことになった主人公……なんだけど、ほぼ本来のゲームの主線とはほぼ絡まず。あれ?スピンオフだった?!
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ラスボスは分かっているのに追い詰める手段がない、このもどかしさ。 前世の記憶で主人公のアルシオーネはある程度話の流れは分かっているとしても万能ではない。 そもそも推しキャラだった陛下と仲が深まるほど、原作から解離していく。 原作も日常の全てまでは記載してくれていないので、何処に地雷があるか分からない。 記憶があっても万能ではない。 その説得力の高さとハラハラ感が絶妙だった。 特に序盤は誰が味方になってくれるか分からず慎重にならざるを得ず、特に弟がコンタクトを取ってきたときは罠かと主人公たちとともに、こちらまで身構える羽目に。 この弟の働きが、今後の話の流れを大きく変えたと思う。 君がいなかったら、きっと最後の決定的な追及もできなかっただろう。 ありがとう。 そして、好きな人と結ばれて幸せになってほしい。 皇帝が推しキャラだったこともあり、彼が生存するためなら戦場まで駆けつける高い行動力と献身力、そして愛情の深さ。 皇帝が溺愛したくなるのも分かる。 前世の記憶がまじりあって性格や気質は変わったのだが、国のため、皇帝のためにはいい変化だったに違いない。 不安要素は、皇帝が原作小説での敵国キャラで、原作の主人公側から見れば滅ぼす対象であるという点。 今回はその本編の数年前設定なので、原作の主人公たちには会っていないが、この先その不安要素は襲ってくるかもしれない。 つまり、彼女の頑張り物語は終わらない。 周辺国との関係性も変わってきている中、本当の平和な幸せを掴めるか。 主役二人の幸せを願ってやまない。
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流行りの転生モノ。 なにがいいって、ヒロインが覚醒してからめっちゃ一途で芯が通ってるところ✨男前です✨ 最初の令嬢のままなら好きじゃないけど、前世の記憶を思い出しつつ破滅ルートを変えようと頑張るところが素敵。帯の言葉通り「推しの皇帝陛下を守ります!」を貫くところが良いのです。 ...
流行りの転生モノ。 なにがいいって、ヒロインが覚醒してからめっちゃ一途で芯が通ってるところ✨男前です✨ 最初の令嬢のままなら好きじゃないけど、前世の記憶を思い出しつつ破滅ルートを変えようと頑張るところが素敵。帯の言葉通り「推しの皇帝陛下を守ります!」を貫くところが良いのです。 悪役が悪役ぽくてよき。ちょっと詰めが甘いけど、これくらいでいいのだ✨いきなり改心とかしなくてよかったww
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