ちいさなおじさんとおおきな犬 の商品レビュー
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〝ある処に、独りぼっちの、小さなオジサンがいました。オジサンは、とても親切な人なのに、オジサンに親切にしてくれる人はいませんでした。いつも、意地悪ばかりされていました。寂しくて、いつも泣いていましたが、春のはじめのある日、オジサンは、家の傍の木に貼り紙をしました「独りぼっちの小さなオジサン 友だち募集中」…それから10日目の夜のこと、オジサンが玄関前の階段で居眠りをしていると、掌のひらに冷たいものを感じました。目を開けると、大きな犬が座っていたのです・・・〟スウェ-デンからの心温まる絵本です。
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人間関係、殊に友人関係の縮図が描かれていて、人間嫌いの私にとっては、ほのぼのと心温まるだけではない、胸が苦しくなる一冊だった。 おおきな犬が、後から来た女の子に方に懐いておじさんが姿をくらましたところ。切なかったなぁ。 人生で2度、この女の子の方の立場になってしまったことがあり...
人間関係、殊に友人関係の縮図が描かれていて、人間嫌いの私にとっては、ほのぼのと心温まるだけではない、胸が苦しくなる一冊だった。 おおきな犬が、後から来た女の子に方に懐いておじさんが姿をくらましたところ。切なかったなぁ。 人生で2度、この女の子の方の立場になってしまったことがあり、いまだにその時のおじさんの立場の人の事を思い出し、なんという事をしてしまったんだ、自然な流れではあったが、もっと気遣いができたのではないか、などうじうじと考えてしまう。 絵がとても良かった!
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小さなおじさんがどう親切なのかを知りたいな…って思いながら読み進めてたら、新しく加わった女の子に犬が懐いたことにショックを受けて1週間も森を彷徨うっていう、とびきり感受性の強い反応してて コレは人に親切する人だわ…って思いもしない方向からの説得力に感嘆した。精神が優しいというか、一対一で仲良くしてた相手がすんなり他人と仲良くなって凹んじゃうの 共感しかなくて面白かった。 おおきい犬が死角なしの可愛さしてるので、この子が途中で来なくなったらツラいな〜って読んでたら、おじさんいなくなるの本当に面白い。 絵は書き改めてるそうですが、初版自体は1970年代の作品ということなので 犬と協力してイタズラ相手を懲らしめるみたいな展開は現代では絶対にあとあとフォローされる展開だろうなって思った。「イタズラしたときは気が晴れたけど、あとから嫌な気持ちになった」みたいな。 おじさんに対する共感と、犬の可愛さが好きな作品でした。 ありがとうございました。
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借りた本:県立図書館 (2023年11月14日) ちいさなおじさんとおおきな犬が友だちになるお話。 犬が好きなので借りました。 子ども達に読み聞かせようと思ったけど、3歳児には少し難しいかなぁ… 小学生はなんとなく理解して、最後がハッピーエンドで良かったと感想を言っていました。
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小さなおじさんはいつもひとりぼっち ある日家の前に友達募集の張り紙をして、誰か友達になってくれる人を待っていました 待って待って10日後 おじさんがうとうとしていると、手に冷たいものが当たりました 大きな犬の鼻です 小さなおじさんと大きな犬は友達になりました ある日、女の子がやっ...
小さなおじさんはいつもひとりぼっち ある日家の前に友達募集の張り紙をして、誰か友達になってくれる人を待っていました 待って待って10日後 おじさんがうとうとしていると、手に冷たいものが当たりました 大きな犬の鼻です 小さなおじさんと大きな犬は友達になりました ある日、女の子がやってきました 女の子と犬はあっという間に仲良くなり、おじさんの胸はぎゅっと痛くなりました 2人を見るのが辛くなったおじさんは森へ行き,,, 読み聞かせ時間は12分位です
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ほのぼのした絵と、お話。 こどもって、繰り返しの絵本、好きですよね? そして、少し悲しい… でも、最後はハッピーエンドで、よかった、よかった。
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お友だちが欲しいのに、いじわるばかりされているおじさん。ある日、大きな犬が現れて… 絵柄がかわいく、優しい気持ちになれる絵本。
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