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エール の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/09/14

阪神が優勝した日に読了。わかってはいたけど、あそこに居るのはほんの一握りのキラキラした才能と努力の賜物。 緊急事態宣言の時のどうしようもない不安な気持ちを思い出した。もうあんな世界はまっぴらだ。 希望が持てる一冊。

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2023/05/29

またまた朝倉さんの野球物です! 今回は社会人野球でございます_φ(・_・ プロ野球戦力外通告からのトライアウト。 プロに入るくらいですからね〜子供の頃からエースで四番…お山の大将です。 甲子園に行き卒業と同時にドラフトでプロ入り。 俺様です!すごくイヤなヤツです笑 大谷翔平の...

またまた朝倉さんの野球物です! 今回は社会人野球でございます_φ(・_・ プロ野球戦力外通告からのトライアウト。 プロに入るくらいですからね〜子供の頃からエースで四番…お山の大将です。 甲子園に行き卒業と同時にドラフトでプロ入り。 俺様です!すごくイヤなヤツです笑 大谷翔平の爪の垢でも飲ませたい( ̄▽ ̄) 唯一声をかけてくれた社会人チームは居酒屋チェーンでは有名だけど、野球チームとしてはまだまだのチームです。 店舗の一つで新入社員として働きながら野球をする。 客に怒鳴られ頭を下げて俺様はプライドをへし折り家族の為、チームの為、何よりも応援してくれる常連客の為に夢の東京ドームに行く‼︎ 何かチームを持つ企業ってお金がある企業です。 まぁ一流企業の広告塔です。 社員達は必死になって就活して入社してますからね野球しかできないわ遠征や試合で仕事抜けるわで社員の中には嫌う人達が沢山いますよ… わたしもソフトボールしか出来ないのに一流企業で同じお給料貰ってたので良く分かります。 懐かしい気持ちで読んだ作品でした(^ ^)

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2023/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スポーツって、人を大きく成長させるものであり、たくさんの人の励みになるものなんだと改めて実感 それぞれの登場人物がこの後どうなったのか 続編出ないかなあ

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2024/05/27

主人公はNPBの球団から戦力外通告を受けた24歳の窪塚夏樹投手。  物語は、夏樹の合同トライアウト( 2019年11月 )から社会人都市対抗選手権 ( 2020年12月 ) までの生き様を描く。  8章からなり、各章は夏樹が精神的に逞しく成長するきっかけとなる出来事を中心に...

主人公はNPBの球団から戦力外通告を受けた24歳の窪塚夏樹投手。  物語は、夏樹の合同トライアウト( 2019年11月 )から社会人都市対抗選手権 ( 2020年12月 ) までの生き様を描く。  8章からなり、各章は夏樹が精神的に逞しく成長するきっかけとなる出来事を中心に描かれる。また、コロナ禍に翻弄される人々の苦しみにも触れられていて、リアリティを高める描写も見られる。       * * * * *  投手が主人公だからか直球勝負のようなストーリーでした。そのため先読みがしやすく重厚さには欠けたけれど、そのぶん安心して読み進めることもできました。  物語の中で最も印象的だったのが、水島監督の言葉の数々です。  諧謔あり叱咤あり激励あり。含蓄に富んだその言葉には、夏樹の目を啓かせるに十分な重みがあります。  ここにこそ朝倉さんのメッセージが最も込められているのではないでしょうか。  ところで、主人公の夏樹は、元プロ野球選手でありながら、社会人大会でも打者を圧倒するピッチングができていませんでした。  故障が原因でプロ球団をリリースされたわけではありません。ということは、もともと実力不足で伸びしろもなかったのだろうと思います。  そんな程度の投手をスカウトが見抜けぬはずはないでしょう。だから夏樹はドライチ指名を受ける投手ではないはずです。( 外れ外れ1位ならわからないかも…… )  もしかして朝倉さんは、さほどプロ野球に詳しくないのかも知れない。そんなことを感じました。

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2022/05/22

戦力外通告を受けた24歳のピッチャー、窪塚夏樹。 トライアウトを受けるも12球団からのオファーは無し。 そんな夏樹に声をかけてきたのは、弱小社会人野球チームのトクマルホールディングスだった。 この会社、居酒屋の徳丸水産や鳥丸を経営しているのだが…これってもしかして、I丸水産の会社...

戦力外通告を受けた24歳のピッチャー、窪塚夏樹。 トライアウトを受けるも12球団からのオファーは無し。 そんな夏樹に声をかけてきたのは、弱小社会人野球チームのトクマルホールディングスだった。 この会社、居酒屋の徳丸水産や鳥丸を経営しているのだが…これってもしかして、I丸水産の会社かな?と思いながら読み進める。 初めは、プライドばかり高くて気が短い夏樹に、イラっとしたりハラハラしたりしていたが、居酒屋での仕事に悪戦苦闘しながらも、少しずつ人として成長していく夏樹に段々と感情移入していった。 しかし、ここでコロナ禍が物語の中でも始まる…。 飲食店は特に影響を受けた業種のひとつなのだと、改めて感じる。 感染症、介護、経済の停滞など、苦しみの中で、不要不急と言われるものが生み出す本物の笑顔。 私も苦しみにあえぐ時があったとしても、踏ん張って、何かを楽しみながら笑顔で生きたいと改めて思う。 全体的に、熱く頑張る人たちが読みやすく描かれていて、最後もうまくまとめられていて、良い読後感でした。

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2022/05/01

コロナ、飲食店、家族の病気、野球。 今、世の中で起こっていることを丁寧に描いた作品。 都市対抗野球のシステムは知らなかったから、最後まで楽しめた。 スポーツっていいね。 早く楽しく外食できるようになるといいね。 人が人を想う時って強くてあったかくてほんとにいいね。 朝倉氏...

コロナ、飲食店、家族の病気、野球。 今、世の中で起こっていることを丁寧に描いた作品。 都市対抗野球のシステムは知らなかったから、最後まで楽しめた。 スポーツっていいね。 早く楽しく外食できるようになるといいね。 人が人を想う時って強くてあったかくてほんとにいいね。 朝倉氏の作品は初めてでしたが作者の人柄がうかがえました。他の作品も読みたいです。

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2022/03/22

33なんか報われない事の多い日々だけど、守るもの、やり通したいものがあるっていいよね。人生は段階を登れば良いのではなく、その場でできることをするのが男前、いや女前って言うのでしょう。向かう先に曲がり角なんてないよ。それは曲がってからわかるもの。

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2022/03/09

「申し訳ないが・・・」 窪塚夏樹、24歳。 元プロ野球ピッチャー、元年俸500万円。 突然球団から戦力外通告を受けた夏樹は、決死の思いで合同トライアウトに挑むが、待てど暮らせど連絡は来ない。 専業主婦の妻、3歳の息子。 おまけに母親が若年性アルツハイマーにかかり、実家も頼...

「申し訳ないが・・・」 窪塚夏樹、24歳。 元プロ野球ピッチャー、元年俸500万円。 突然球団から戦力外通告を受けた夏樹は、決死の思いで合同トライアウトに挑むが、待てど暮らせど連絡は来ない。 専業主婦の妻、3歳の息子。 おまけに母親が若年性アルツハイマーにかかり、実家も頼れない。 ヤバい、人生積んだ、そう思いかけたとき、夏樹に唯一救いの手を差し伸べてくれたのは、居酒屋を経営母体にした 社会人チームだった。 昼まで練習、夕方からは居酒屋勤務、慣れない仕事に四苦八苦しながらも、あたたかく迎えてくれた チームメイトと監督とともに都市対抗野球出場を目指しながらプロ復帰を狙う夏樹。 もしかして、ひょっとして。 腐りかけた心に希望が芽生え始めた夏樹。 ところが、そんな彼らに「コロナ禍」という未曽有の災いが忍び寄る。 (アマゾンより引用) 店長さんがカッコいいな

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2022/02/15

元プロ野球選手の24歳窪塚夏樹。戦力外通告を受けてトライアウトを受けるが、オファーがあったのは居酒屋チェーンの野球部。野球しか知らない夏樹の戸惑いと驕りとプライドが交錯し、老獪水島監督と出会い野球をする意義の強迫観念から取り払われ、playつまり遊びであり楽しくなければいけないと...

元プロ野球選手の24歳窪塚夏樹。戦力外通告を受けてトライアウトを受けるが、オファーがあったのは居酒屋チェーンの野球部。野球しか知らない夏樹の戸惑いと驕りとプライドが交錯し、老獪水島監督と出会い野球をする意義の強迫観念から取り払われ、playつまり遊びであり楽しくなければいけないと意識が変わる。そんななか、コロナ禍で監督の死。都市対抗の予選を迎え2回目のトライアウトを目指す夏樹、目標に向かう野球部員。そしてコロナ禍のなかでの社会情勢を如実に描かれた話だ。厳しい状況を打破するのはせめて人との絆だと思いたい。

Posted byブクログ