余命-24h の商品レビュー
砂になって消えてしまう病に罹患してしまった人たちが紡ぐ最後の二十四時間の物語でした。短編形式で様々な人の終わりを書いているので、一冊の中で一粒も二粒も楽しめる仕掛けになっていました。友達と喧嘩したままで終わりたくないとか、人生に区切りをつけたいとか、夫が一人でも生きていけるように...
砂になって消えてしまう病に罹患してしまった人たちが紡ぐ最後の二十四時間の物語でした。短編形式で様々な人の終わりを書いているので、一冊の中で一粒も二粒も楽しめる仕掛けになっていました。友達と喧嘩したままで終わりたくないとか、人生に区切りをつけたいとか、夫が一人でも生きていけるようにしたいとか、家族の元に還りたいとか、あるゆる後悔とか未練を払拭しようと奮闘する老若男女の姿に胸が熱くなりました。最後に収録されている短編『僕と俺〜海へ還る日〜』は、一際感動しました。とても素晴らしいお話でした。
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わたしなら24時間で何をするかな 家族への感謝、これから家族を守ってくれる人へのご挨拶…亡くなった人の私物のお片付けって気力体力使うから、あまり苦労させたくないな、荷物の行き先できるだけ道筋を立てておこうかな… どれだけ準備や覚悟をしても後悔しないのは無理かもしれないけれど、関わ...
わたしなら24時間で何をするかな 家族への感謝、これから家族を守ってくれる人へのご挨拶…亡くなった人の私物のお片付けって気力体力使うから、あまり苦労させたくないな、荷物の行き先できるだけ道筋を立てておこうかな… どれだけ準備や覚悟をしても後悔しないのは無理かもしれないけれど、関わった人たちの未来に繋がる少しでもなにかいいものをのこせたらいいな なんてことを考えた、この1冊
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