人生100歳 シニアよ、新デジタル時代を共に生きよう! の商品レビュー
「デジタル苦手克服術」なんて帯にあるからデジタル機器の使い方ノウハウ本かと思ったら、カタログ本&生き方本だった…「何をしてきたかではなく何ができるか」「きょうよう今日用、きょうやるべき何かの用」「きょういく今日行く、どこか行くところあるか」「もっと知りたいという知識欲」「...
「デジタル苦手克服術」なんて帯にあるからデジタル機器の使い方ノウハウ本かと思ったら、カタログ本&生き方本だった…「何をしてきたかではなく何ができるか」「きょうよう今日用、きょうやるべき何かの用」「きょういく今日行く、どこか行くところあるか」「もっと知りたいという知識欲」「命は自分に与えられた時間のこと」「死は新しい出発」日野原さんの言葉は含蓄ある。
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牧壮さんの御経歴は素晴らしいです。 YouTubeでもチャンネルを持っていらっしゃいます。 本書や、牧さんのYouTubeの動画視聴等を通じて、経済的に可能なのであれば、シニアの方々にもデジタルライフを楽しめるようになられてほしいです。 まえがきで、牧さんが、高齢化が進む社会のなかで、この本を通じて新しい生き方に皆さまと共にチャレンジできれば幸いです。と書かれています。 シニアが、シニア目線で、シニアのために、デジタル弱者であるシニアへの支援ため、との思いで書いた、 「シニアとデジタルをつなぐ本」 シニアになればなるほど、なにか新しいこと、複雑なことは、心や脳や、体が受け付けなくて、重荷なのだと考えられます。 しかし牧さんは 不安を取り除いて、デジタルにチャレンジする、いいシニアになろう 日本人はデジタルが、先進国の中では一番遅れている、その中でも世界一高齢者の構成比が高い日本は、世界中の国々の人達と比べても、相当デジタル活用が遅れてしまっている。 そして世界中の人たちが、日本の高齢化社会対策に注目している。 世界中が批判する、日本がシニアを有意義に社会活用していないことを。 高齢者こそデジタルを コロナは、シニアたちが、ステイホーム、巣ごもりなどで社会から断絶され、孤立・孤独生活で生きがいを失い、認知症が進む人が多く出るようになりました。 人間の一番大事なことは人と人のつながりであることを再認識させてくれました。 自分の身の回りに起きる、移動、連絡、災害、防犯、危機管理への対応のためにスマホが必要であり、高齢者にこそデジタルが必要なことを強調されています。 第1章 総務省が示す「デジタル共生社会」への道のり すべての人がデジタルを活用する「デジタル共生活用社会」 シニアにデジタルをサポートする立場として、期待される「デジタル活用支援員」 シニアの人達のデジタルをサポートできるのが、身近で心を許すことのできる家族なのが一番いいのですが、「デジタル活用支援員」的な立場の人を、どんどん活用していけるようになれるといいです。 第2章 不安を取り除いて、デジタルにチャレンジする、いいシニアになろう 第3章 まず使ってみる、シニアがデジタルでつながる世界 シニアのみなさんが使用すると楽しい、「カメラアプリ」「写真アプリ」「マップアプリ」 気をつけなければいけないデジタル情報 「何かあった時には必ず消すべきデジタル情報」と、「死後の管理に必ず残すべき必要なデジタル情報」 第4章 デジタル苦手を一気に克服できる、勉強会や講座に参加しよう 一般社団法人アイオーシニアジャパンが作成した、レベル0~レベル5.0の6段階のレベル。 第5章 知っておきたい、シニアライフを支える最先端デジタル技術 第6章 リタイヤ後の最大の仕事は、自分を育てる「育自」 第7章 人生における三毛作目は、デジタルシニアの世界 第8章 センテナリアン(百寿者)から学んだこと、志を継ぐこと 第9章 85歳が思う今一番伝えたいこと、戦争体験をデジタルで語り継ぐ 第10章 100歳に向けての人生プラン、「牧チャンネル85」への想い テクノロジー、デジタルは現代だからこその技術です。 スマートフォンや、タブレット、パソコンだけではなくて、生活していて、当たり前にいろいろなデジタル技術を使用しています。 デジタルなどの現代ならではの技術をある程度は使っていくことが出来なくては、とても人間らしく生活しているとは言えません。 わたしも、両親にNEC製の8mmのタブレットと、富士通のラクラクフォンを購入してプレゼントしました。 タブレットでインターネット検索とYouTubeの動画視聴をしてもらい、ラクラクフォンで電話連絡とSNS、写真撮影・動画などをしてもらいたいためです。 本書の内容や、YouTube動画視聴などで、わたしの両親や、日本中のシニアの方々にも、自分なりにデジタルを活用していけるようになってもらいたいです。
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著者は85歳のただのじいさまかと思ったら、 慶応の工学部出身、旭化成名を挙げた人だった。 当方はシニアでもないしデジタルデバイドにも縁がない。 ただし、この人の生き様やポジティブ思考は大変ためになった。 145〜147ページの内容は必読の価値あり。 ダイアーのhappine...
著者は85歳のただのじいさまかと思ったら、 慶応の工学部出身、旭化成名を挙げた人だった。 当方はシニアでもないしデジタルデバイドにも縁がない。 ただし、この人の生き様やポジティブ思考は大変ためになった。 145〜147ページの内容は必読の価値あり。 ダイアーのhappiness is the wayに通ずるものがある。
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