法的思考のススメ の商品レビュー

尾島史賢(著者)

2023/01/17

１　日常生活
２　住まい
３　アルバイト
４　消費者
５　恋愛
６　お酒
７　交通事故
８　薬物
９　就職活動
１０　倒産
１１　相続
１２　刑事裁判

2022/12/22

◆もし、〇〇してしまったら◆
大人になると何が変わるのでしょうか。本書は、大人になったら法律上どういう「責任」が伴うようになるのか、身近に潜むトラブルの事例と知っておきたいことを示してくれます。「日常生活」「住まい」「アルバイト」「恋愛」「お酒」などのテーマで分かれているので、関心のある部分からでも読めます。トラブルを未然に防ぐために、また、不測の事態に直面したときに備えて、法的思考（＝リーガル・マインド）を学びましょう。

2022/03/18

成人年齢が引き下げられ、18歳で「成年」とみなされることになると、何が変わるのでしょうか。
最も大きく取りざたされているのが、契約の「未成年者取消権」の喪失です。親権者の同意なしに締結された契約を解除することができなくなり、契約履行の責任が生じるようになります。

一方で、「成年になる」＝「大人になる」ということは、契約だけでなく様々な部分で「法的責任」が問われることが増える、という事にもなります。
高校生・大学生の間に経験するであろう日常生活の中で実際に起こりうるトラブルを例示し、法律の視点からはどのように判断されるのかが解説されています。
章末には、それまでの事例に類似したケースでどのように対応すればよいかを考える「例題」もあります。

法律用語は、日常生活ではなじみのないものですから（法律が好きではないと）読みづらい、わかりづらいと感じることもあるかもしれません。本書の内容を完全に理解しようと努力するよりも、「感情に基づいて判断・行動するのではなく、倫理的・道義的・法的に正しい行動はなにか」ということを考える経験を積むための本として読むとよいと思います。

2022/03/02

感情ではなく法律で考える

成人年齢が18歳なので、子どもから大人の準備期間が短くなっている。

日常生活、住まい、アルバイト、消費者、恋愛、お酒、交通事故、薬物、就職活動、倒産、相続、刑事裁判
…など、いろんな場面でのトラブルを法律的に見ていく。

・学生生活やひとり暮らし、ネット生活、対人関係などの、十代から二十代前半の若者が引っかかりそうなトラブルについて、具体例をだしながらQ ＆A 方式で回答していく。

〇高校生、新社会人にはぜひ

2022/01/23

Section 1　Legal Mind で読み解く「日常生活」
Section 2　Legal Mind で読み解く「住まい」
Section 3　Legal Mind で読み解く「アルバイト」
Section 4　Legal Mind で読み解く「消費者」
Section 5　Legal Mind で読み解く「恋愛」
Section 6　Legal Mind で読み解く「お酒」
Section 7　Legal Mind で読み解く「交通事故」
Section 8　Legal Mind で読み解く「薬物」
Section 9　Legal Mind で読み解く「就職活動」
Section 10　Legal Mind で読み解く「倒産」
Section 11　Legal Mind で読み解く「相続」
Section 12　Legal Mind で読み解く「刑事裁判」
思考のヒント
あとがきにかえて