遺伝子命名物語 の商品レビュー
坪子理美、石井健一「遺伝子命名物語」読了。遺伝子の名は体系的でなく取っ付きにくいと思っていた。ところが本書より各命名の背景にある豊潤なストーリーに魅了され考えが覆った。特に雌雄異株のオギ・メギに感嘆した。さらに各章から細胞競合や遺伝的モザイク等の知見に触れ好奇心が満たされた。良書
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ショウジョウバエ遺伝子研究界では、色んな面白い遺伝子名がつけられている。日本語のものもある。 ま、そうはいっても、話としてそう面白いわけでもないし、遺伝子の働きのところがよく理解できないし、登場人物の視点が変わりすぎて分かりづらいし。 もうちょっと期待しててんけど。
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中国人の研究者と日本人の研究者が、両者にとって通用する名前にしたいとして、細胞競合に関わる遺伝子をマージャン遺伝子と名付けた話には感動した。国境を越えた研究文化の交流があるんだなぁ。
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名前が科学に命を吹き込む。「名づけ親」の研究者たちが語った苦悩、衝突、出会い、閃き。生物研究の最前線を彩る人間ドラマを活写。
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