INNOVATION STACK の商品レビュー
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第3章 筋を通す p.53 他の人がやっていない理由は必ずある。そしてその理由が、他の連中はとにかく頭が良くない、というものであるのとはほとんどない。 第4章 イノベーションスタック p.91 既存システムの外で活動していると、伝統的なビジネスモデルをちょっとやそっといじっただけでは生き延びられない。存在しない市場へと手を広げるためには、いろいろ変えねばならない 第5章 ケリをつける p.103 2014年半ばごろには、自分たちの企業がどんなものになるのかについて、文字通り何千もの意思決定をしてきた。それは顧客や従業員を年とにおこなった意思決定だ。一つ決断を下すために、他の決断をせざるを得なくなり、だから全てが相互に絡み合っている。一つ変えれば他のものに影響しないわけではない。 第6章 コピーのコピー p.113 ほぼあらゆるビジネスはこういう仕組みだ。確立した市場を見つけて他の人がすでにやっていることを真似よう。さて、やるべきことは自分の新会社用に既存市場を少し削り取って、ひょっとすると自分の事業の方がよくなるような、ちょっとした改良を付け加えればいい。低価格、マシな製品、位置の低さ、配送の速さ、あるいは英語を喋る顧客サービス。 既存市場で居場所を見つけることは混雑したエレベーターに入るようなものだ。乗っていた人たちはあなたを歓迎してくれないけど、もじもじと動いて少し場所は開けてくれる。 p.119 コピーがほぼ常に最高の選択肢なのは、うまく行くものは珍しいからだ。分子、音楽、経営者のほとんどの組み合わせは、全くうまくいかない。 第9章 バンク・オブ・イタリー p.156 今や普通と思われているものの多くは、劇的な始まりを持っていた。「小物」のための銀行を提供しようという活動の中で、ジャーニーは世界最大の銀行を構築した。最も小規模の貧しい顧客にうまく奉仕できるイノベーションスタックを構築すれば、巨大市場への独占アクセスができる。 第10章 蹴り出された少年 p.173 スクエアもイケアも、イノベーションの道をすぐに選んだわけじゃない。スクエアは、見つけられる限りのクレジットカード業界のベストプラクティスを真似して回ろうとしたらけど、初日の半ばにその発想を放棄した。既存の仕組みでは、奉仕したかった人々に絶対に奉仕できないことがわかった。 第11章 雲の神さま p.181 ハーブはまず、サウスウェスト航空の中心的な洞察から始めた。「飛行機は空中にいればお金を稼ぐか、地上にいるときは稼がない」これは当然に思えるかもしれないけど、ほとんどの飛行機がどれほどの多くの時間を地上で過ごすのかを一度考えてほしい。...サウスウェスト航空は、もっとフライトを増やせばそれだけ会社が儲かる方にかけた。 第12章 いつ p.203 ときどき、イノベーションスタックの鍵とな要素が欠けていることがある。...かけた要素はイノベーションスタックは台無しにしかねない。ライドシャアでは、けけたイノベーションは安全の部分だった。必要な要素が欠けていれば、イノベーションスタックの他のどんな要素がすごくよくても関係なくて、イノベーションを待つしかない。 第3部 イノベーションの物理学 p.217 新しい市場について未知のこと、時には知りようがないことの凄まじい量が、あらゆる視界を曇らせる。...未知の世界への旅は地図なしでやるしかない。目がない状態だ。 第16章 破壊の破壊 p.272 サウスウェスト航空創業時の既存の「叡智」は、飛行機乗りたがるのは金持ちだけというものだった。でもだからと言って、一般人が地上を這いずるのが好きだったと言うことにはならない。
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この本のここがオススメ 「イノベーションって、そんなもんじゃねーよ」「上辺の目新しさなんかじゃない。解決したい問題があって、それを既存の方法のコピーでは解決できないとき、ほとんど他に道がないから仕方なく自分で創るのがイノベーションだ」
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