ダンデライオン の商品レビュー
さくさく読めたけど物語の起伏はなく、少ない登場人物でご都合主義の役割を回してる印象。 学生時代から乙一が好きで読み漁ってその度に感動したりドキドキしてたけど今回は全く。 僕が大人になってしまったのかなぁ。 自分の感性の変化に寂しさを感じてしまった。
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さすが乙一!!面白かった〜。 伊坂幸太郎みたいな「ありえそうでありえないこと」+乙一の青春と恋愛の切なさがあるSFミステリー。(最後はめちゃくちゃ乙一感のあるバトルだった) あと読みやすい。するする読める文章を書く人だなと改めて。
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11才の野球少年・下野蓮司が頭にボールを受けて目覚めると大人になっており20年後なのだと言う。恋人だと名乗る女性・小春に、11才と31才の蓮司の中身が1日入れ替わっているのだと聞かされる。20年前に戻った大人の蓮司はある目的のために動き始める…。 勢いよく読めてあっという間に読み...
11才の野球少年・下野蓮司が頭にボールを受けて目覚めると大人になっており20年後なのだと言う。恋人だと名乗る女性・小春に、11才と31才の蓮司の中身が1日入れ替わっているのだと聞かされる。20年前に戻った大人の蓮司はある目的のために動き始める…。 勢いよく読めてあっという間に読み終わってしまった。中身だけが特定の日にちにタイムスリップするという設定も面白く、犯人は予想外だった。
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タイムリープとしてはわかりやすく初心者でも読みやすいと思う。ただストーリーの起伏は少なくもっと深い内容があっても良かったなと感じる。 シナリオに沿って物事を進める、このシナリオは誰が考えたのだろう。未来を知っていてもそれが全く変わらず進んでいく。多少の変化があってもおもしろいだろ...
タイムリープとしてはわかりやすく初心者でも読みやすいと思う。ただストーリーの起伏は少なくもっと深い内容があっても良かったなと感じる。 シナリオに沿って物事を進める、このシナリオは誰が考えたのだろう。未来を知っていてもそれが全く変わらず進んでいく。多少の変化があってもおもしろいだろうが、タイムリープの話は難しい。
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面白かったです。途中までグイグイ読み進めてどうなるの?と思った所でホッとする結末、終盤もっと鳥肌感欲しかった。
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短編を読んだ後のような感覚。 ボリューム不足を感じてしまった。 面白い設定だと思ったが、先の展開が予想できてしまったり、何とも残念。 他のもう一冊の長編がとても面白かっただけに期待外れとなってしまった。
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「ダンデライオン」とは、たんぽぽのことですが、たんぽぽと聞くと黄色い花を想像してしまいます。この本でのダンデライオンは白い綿毛のイメージです。子供の頃、よく息を強く吹きかけて飛ばした綿毛です。風にのればどこまでも飛んでいきそうな感じでしたね。 本のストーリーは、過去に戻って見...
「ダンデライオン」とは、たんぽぽのことですが、たんぽぽと聞くと黄色い花を想像してしまいます。この本でのダンデライオンは白い綿毛のイメージです。子供の頃、よく息を強く吹きかけて飛ばした綿毛です。風にのればどこまでも飛んでいきそうな感じでしたね。 本のストーリーは、過去に戻って見知らぬ少女を助けるというものですが、構想がしっかりしていて楽しく読めました。 もし、過去に戻れるとしたら人は何をするのでしょうか?不慮の事故や病気で亡くなった大事な人を何とか救いたいと考えるでしょうし、地震や台風とかの自然災害の被害を小さくしようとするかもしれません。そして自分自身の人生をやり直すためにちゃんと勉強するという人も少なくないかもしれませんね。 でも現実は過去には戻れないので、なんとか今を精一杯生きたいと思います。(そんなことはすぐに忘れて時に流されていってしまうのですが...) 人間も綿毛と同じように、その時に吹いた風の強さや方向によって人生が変わってしまうのかもしれません。それでも着地したところに根を張って、もがきながら生きていくしかないですね。
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さすがは乙一としか言いようのない、面白すぎる展開であっという間に読み切ってしまった。 「観測済み」かどうかが未来を確定させるというのも現実の量子力学チックで、タイムトラベルものの難しい矛盾点をうまく回避してて違和感なく読めた。
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割とシンプルでわかりやすい物ですが、少し出来過ぎかなと思ってしまう点がありました。 でも終わり方は意外にもさっぱり綺麗で、そこそこ心地の良い後味でした。 物語の起伏はあまり激しくないかも?
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『危機的な状況で結ばれた男女は長続きしない…』 似たような台詞が某映画のラストであったなぁと唐突に思い出してしまった。 この物語もそんな感じだなぁ…と思ったけど、ラストを見るとそれを乗り越えるんじゃないかと期待させたかな。 タイムリープものではあるが、ごく小さな世界線の中で起きた...
『危機的な状況で結ばれた男女は長続きしない…』 似たような台詞が某映画のラストであったなぁと唐突に思い出してしまった。 この物語もそんな感じだなぁ…と思ったけど、ラストを見るとそれを乗り越えるんじゃないかと期待させたかな。 タイムリープものではあるが、ごく小さな世界線の中で起きた出来事に焦点を当てたもので、ライト過ぎるかなとも感じたけど、あまりあっちもこっちもにならなかったのが良かった。 登場人物が少ないせいか、犯人になりうる人物がかなり絞られる展開で進むから、ソノヒトが出てきた時に「ん?」となった。 まさか、そんな理由で?…という感じもしたが、主人公の人生(出来事)に大きく関わる事象も起こしていたという意外性、復讐も兼ねた見えない未来の結末…。 ラストの展開としては、もっと粘っても良かったように思うけど、彼女との未来の為の布石って所か。 だから、物足りなさもある…呆気ない…もう少し引っ張っても…。 末巻の解説に映画用の脚本だったと書いてあったが、難しかったのも分かる気がする。 全体的に弱い印象だからじゃない? 本当にあっさりと読みたいなら、オススメします!
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