よあけ の商品レビュー
シベリアのビキン川流域の「黄金の9月」に、村いちばんの猟師の祖父と毛皮を売りに行く「わたし」の旅。ユリー・シュルヴィッツの「よあけ」がすぐ頭に浮かびますね。森羅万象の広がりの中に、沢山の命が生活している様が、鮮やかな色彩で饒舌に語られます。「祈りの聖地」である岩山の一夜。霧の中に...
シベリアのビキン川流域の「黄金の9月」に、村いちばんの猟師の祖父と毛皮を売りに行く「わたし」の旅。ユリー・シュルヴィッツの「よあけ」がすぐ頭に浮かびますね。森羅万象の広がりの中に、沢山の命が生活している様が、鮮やかな色彩で饒舌に語られます。「祈りの聖地」である岩山の一夜。霧の中に舟を出し、迎えた神々しいほどの夜明けに魂が震えました。
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ユーリー・シュルヴィッツの名作に敬意を払いつつ描かれたであろうあべ弘士さんの「よあけ」は随分と色も聴こえてくる音もにぎやか。猟師のじいさんが語るトラやイノシシの不思議な話、虫の音、鳥、コウモリ・・・霧、雲までも。自然はエネルギーに満ちている。
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息子7歳2ヵ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 何度も読む(お気に入り) ちょうど良いボリューム その他 残念ながら、息子の心にはまったくささらな...
息子7歳2ヵ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 何度も読む(お気に入り) ちょうど良いボリューム その他 残念ながら、息子の心にはまったくささらなかったようです。 ですが! 命のやりとりをしながら生きるひとたちと、その土地に生きるモノたちのこと。 力強い色彩で描かれる世界がいきいきとしていて、耳をすませばそのいきづかいが聞こえてきそうです。
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ユリー・シュルヴイッツ「よあけ」をオマージュして描かれた?絵本。 夕暮れから夜、夜中から夜明け。太陽や月、星に照らされて刻々と表情を変える景色って見ていて飽きない。 こういう美しい世界がすぐそこにあることって部屋の中でPC画面見ているだけでは忘れちゃうよなーと
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