シンガポールを知るための65章 第5版 の商品レビュー
タイトルからあまり期待していなかったが、非常に分かりやすかった。このシリーズには暫くお世話になりそう。
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他の本を読んでいてシンガポールに興味を持ち、読んでみた。入門編として非常に参考になる一冊だった。 イギリスから独立したばかりのマレーシアから民族間対立によって「追い出されるように」さらに分離・独立せざるを得なくなった国の成り立ちから、民族構成、政治、経済、文化など、人口650万...
他の本を読んでいてシンガポールに興味を持ち、読んでみた。入門編として非常に参考になる一冊だった。 イギリスから独立したばかりのマレーシアから民族間対立によって「追い出されるように」さらに分離・独立せざるを得なくなった国の成り立ちから、民族構成、政治、経済、文化など、人口650万人程度の都市国家の姿を65の章立てで紹介している。 一人あたりGDPが米国に次ぐ世界第二位の富裕国を作り上げたのは、ほぼ一党独裁で強権的な政治がうまく作用し、自由のない不満よりも豊かさがそれを上回ったことにある。「決められない国」である日本との違いがよくも悪くもハッキリしている。 富裕国であっても必ずしもバラ色の生活が保証されているわけではなく、豊かさを支えるための努力(と忍耐)も求められている。 なにかと特徴立った国、というこの国のことを知ることができて興味深かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・昭南島と呼ばれ、42年から45年まで日本軍が統治。 イギリス統治下らの変換。マレー人、インド人を優遇 華人は冷遇 鉄道の敷設に強制労働 ・65年マレーシアからの独立 ・団地国家で人口の80%が暮らす ・罰金の国 ごみ捨て、唾吐き、ガム禁止 むち打ち刑
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シンガポールが管理国家ということは聞いていたが、具体的な体制や管理方法、そしてなぜそのような体制になったかを知れた。 国は自然と存在するもののように感じていた自分に気づかされた。政治が、国家存続のための行動であることが明確。その方向性の判断は別にして、政治のあり方に新鮮さを覚えた...
シンガポールが管理国家ということは聞いていたが、具体的な体制や管理方法、そしてなぜそのような体制になったかを知れた。 国は自然と存在するもののように感じていた自分に気づかされた。政治が、国家存続のための行動であることが明確。その方向性の判断は別にして、政治のあり方に新鮮さを覚えた。
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