スモールM&Aのビジネスデューデリジェンス実務入門 の商品レビュー
M&Aに興味のある年頃なので入門書を読んでみました。数字のデューデリジェンス以上に、主要顧客やビジネスプロセス、社内キーマンなどのビジネスデューデリジェンスが大事なのです。
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仕事のために読んだ本。 以下メモ。 •シナジー効果を上げる方法は、売手と買手のそれぞれの問題点と強みを把握した上で融合すること。売手の問題点を買手が補って改善し、売手の強みを買手にも活用する、そしてその逆も行って統合する(p.vii) •M&Aの目的: 水平型、垂直型、強み活用型、飛び地型(p.45) •事業再生コンサルティングでのビジネスDDは緻密に内部分析を行う。経営•組織、営業、製造、小売など各機能を詳細に分解し、各々について詳細に現状把握を行いながら、企業に内在する、社長や従業員も把握していない細かい問題点やその原因、強みを見出す(p.60) •フレームワークはマジックボックスでない。フレームワークは情報を整理するに過ぎない。「情報の整理」で終わらず、「分析」し結果をまとめる(p.66) •ヒアリングにおいては、「傾聴」や「関係構築」を重視しないよう注意。目的は「情報の収集」(p.87)
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