解きたくなる数学 の商品レビュー
「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦らによる数学パズル本。 いかにも佐藤雅彦という感じの装丁、デザイン、テキストで基本的な数学的思考の取っ掛かりとなる数学の問題22問とその解説。Eテレでテレビ化しろ!
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この本の発売を記念して行われたオンライン講義もギリギリ間に合って視聴できた。佐藤雅彦研究室に憧れていた昔からのファンとしては至福の時間だった。 まず色々な物事に対する着眼点が面白いし、そこからの発想力もすごいなぁといつも感銘を受けるのだが、今回もEurekaが満載だった。 鳩の巣...
この本の発売を記念して行われたオンライン講義もギリギリ間に合って視聴できた。佐藤雅彦研究室に憧れていた昔からのファンとしては至福の時間だった。 まず色々な物事に対する着眼点が面白いし、そこからの発想力もすごいなぁといつも感銘を受けるのだが、今回もEurekaが満載だった。 鳩の巣理論の汎用性に驚き、昔習った公式がこんな形で役に立つのかと感心し…中でも偶奇性というのは自分にない発想だったので本当に感動した。 昔から数学は好きだったから嫌いな人の気持ちはわからないけど、こういった本をきっかけに少しでも数学嫌いな人が減るといいなと思う。
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読んでる途中ですが、推します!! 面白い!!! 問題が解けた時の「ヤッター!!」な感じが数学を楽しいと思わせてくれます。 ピタゴラなヴィジュアルが子どもを惹きつけるのも◎。 もったいないので旦那と2人でちびちび読んでますが、続編出してほしい、とは数学科出身の旦那のリクエストです。
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「ピタゴラスイッチ」でおなじみ佐藤雅彦研究室の数学好きメンバーが集った研究会からうまれた数学の問題集。問題集と言っても、無味乾燥な問題文が並んでいるのではなく、身近で日常的なものや景色の写真からぱっと問題の核心をとらえられ、答えを考え(解き)たくなり、解答のページもぱっとみてわか...
「ピタゴラスイッチ」でおなじみ佐藤雅彦研究室の数学好きメンバーが集った研究会からうまれた数学の問題集。問題集と言っても、無味乾燥な問題文が並んでいるのではなく、身近で日常的なものや景色の写真からぱっと問題の核心をとらえられ、答えを考え(解き)たくなり、解答のページもぱっとみてわかる工夫がこらされたゆったりしたつくりで23問。順序よくじっくり地道に考えていけばわかるものもあれば、ちょっとした発想の転換や思考のジャンプが必要なパズル的なものもあり、人によって得手不得手も違いそう。デザイン・レイアウトや美術なども佐藤雅彦研究室ゆかりの人が手がけて、読むピタゴラスイッチ(「大人のピタゴラ」)という雰囲気の本になっている。 安野光雅、森毅、野崎昭弘らの「美しい数学」シリーズ(童話屋)をおもいだす。子どもたちに自分で考えて答えを発見する喜びを知ってほしいという願いのこもったあの絵本を企画したあんのさんがごらんになったら、きっとさぞよろこび、おもしろがったことだろう… ツイッターによる佐藤雅彦さんのおすすめ入門問題は、Q1, 5, 8, 14. 16 わたしが好きなのは、Q2, 10, 15, 16, 19 本棚にしまいこまずに、ちょっとした時間に、ひとりで、家族や友だちと、挑戦してみると楽しいと思う。
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