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王室護衛官に欠かせない接待 の商品レビュー

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2022/07/19

いやもうさすがの安定感!設定や人物の言動行動、物語の流れに無理がないっていうか、「作られた感」がないっていうか、読んでいてストレスを感じない。 するっと物語に引き込まれてワクワクする。 独立戦争後の、国を改めて整える後処理中の各国。 武人としてよりも後方支援で活躍したトリスタンは...

いやもうさすがの安定感!設定や人物の言動行動、物語の流れに無理がないっていうか、「作られた感」がないっていうか、読んでいてストレスを感じない。 するっと物語に引き込まれてワクワクする。 独立戦争後の、国を改めて整える後処理中の各国。 武人としてよりも後方支援で活躍したトリスタンは、王室護衛官を拝命し騎士の称号を与えられる。でも、自分には過分だと、場違い感に悩んでいる。 そんなある日、隣国ラトミアから親善の使節団がやってくる。その接待に追われる、いわば宮廷内政治のお話。 前回のスピン元読んでないしな…と思ったけどフィンレィ、の名前で思い出した、読んでるわ! インレーみたいな名前…って思ったんだったわ! 親善っていうけど、本当の目的は何だろう?の探りあい、王女達のキャピキャピ(これがまた、これ単体で読みたいくらい)とそこに含まれる伏線、ラトミア後継者の問題。 国をまたいだ恋で、お互い国の中枢で活躍してる立場で、どうするんだろうなあと思ったら。そうですか。「ただの恋する男だよ」ときた、いやん( *´艸`) これだけ自己評価が低いトリスタンの働きっぷりを、他の人の視点からみてみたいなあ。 秘書とかに向いてるんだろうなあ。 そんで、一生懸命「立派であらねば」ってあわあわしてるのを結構周りの護衛官達は弟をみるように微笑ましくみてそう。 でも、ブルーノさんとか、全くの贔屓目無しに評価してるんだもんね、いやー、トリスタンの活躍場面もっとみたかったわ~。 そしてそのうち、不埒な輩に絡まれたときは「私は武芸は苦手ですから」って言いながらさらっと合気道みたいのでかわしたりしてて欲しいなあ。きっとイーライさんが教えてくれそう…心配して。 なんてね~

Posted byブクログ