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藤本タツキ短編集 17-21 の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2022/01/23

【あらすじ】 『チェンソーマン』を生んだ鬼才・藤本タツキの原点! 漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心が全てを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』まで──剥き出しの圧倒的...

【あらすじ】 『チェンソーマン』を生んだ鬼才・藤本タツキの原点! 漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心が全てを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』まで──剥き出しの圧倒的才能が炸裂する、初期短編集!!

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2022/01/04

確かに著者の初期衝動みたいなものを感じる短編集でしたね! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー こんな若い時期にこんな、割合大人になった僕にも響くようなもの描けるなんてすごいなぁ…と思いましたねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 宇宙人とか少々SFじみた設定が入って...

確かに著者の初期衝動みたいなものを感じる短編集でしたね! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー こんな若い時期にこんな、割合大人になった僕にも響くようなもの描けるなんてすごいなぁ…と思いましたねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 宇宙人とか少々SFじみた設定が入っていますけれども、基本は人間の感情やら、人間関係やらにスポットを当てているように思えて好感持てますね! 話題のチェンソーマン? も機会があれば読んでみましょう…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2022/11/05

「佐々木くんが銃弾止めた」が1番好き。 銃弾を止めてからのテンポ感!これこれ! 「庭には2羽鶏がいた」は設定とタイトルの結びつきが好きだったんだけど、テンポが駆け抜けてるせいかラストの無力感?が足りないように感じた。 無理やり良い話というか無力感というか、そういうものを付けた感...

「佐々木くんが銃弾止めた」が1番好き。 銃弾を止めてからのテンポ感!これこれ! 「庭には2羽鶏がいた」は設定とタイトルの結びつきが好きだったんだけど、テンポが駆け抜けてるせいかラストの無力感?が足りないように感じた。 無理やり良い話というか無力感というか、そういうものを付けた感。 テンポの良さと映画のような構成はタツキ先生の特徴だから、その効果かもしれない。 「恋は盲目」は読んでから、末尾の「当時の担当に言われたこと」を読むと確かに、と納得する。 そこまで含めての作品だと思うと面白い。 「シカク」はシカクが単純に好みの女の子だった。1話だからだと思うけど、ユゲルさんとメイドの設定も1滴程度に欲しかったかな。 メイドは吸血鬼なのかな?人間なのかな?どっちにしろ、どうして吸血鬼のユゲルさんと一緒にいるんだろう?と考える空白も作品の一部なのかな。

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2021/11/21

ひとくちに「漫画」と言えど、作家さんの生い立ちから信念のようなものまで、様々な色を読者は期待してしまいます。 私は尾田栄一郎先生の事をNHKが特集を組んでいたのを観て、尾田氏の人物像に共感、遅れてワンピースに参加しております。そして、藤本先生のこの短編集に出会えて、いざ、チェーン...

ひとくちに「漫画」と言えど、作家さんの生い立ちから信念のようなものまで、様々な色を読者は期待してしまいます。 私は尾田栄一郎先生の事をNHKが特集を組んでいたのを観て、尾田氏の人物像に共感、遅れてワンピースに参加しております。そして、藤本先生のこの短編集に出会えて、いざ、チェーンソーマンヘ!行くのか?

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2021/11/14

新聞で酒井順子がオススメしていたので久しぶりに漫画を読んでみた。 「庭には2羽ニワトリがいた」 発想がぶっとんでいるが、物悲しく、完成度が高いと思った。これでデビュー作なのか。 「佐々木くんが銃弾止めた」これが一番良かった。この人の作品は、発想は飛ばしても、社会と地続きなのだなと...

新聞で酒井順子がオススメしていたので久しぶりに漫画を読んでみた。 「庭には2羽ニワトリがいた」 発想がぶっとんでいるが、物悲しく、完成度が高いと思った。これでデビュー作なのか。 「佐々木くんが銃弾止めた」これが一番良かった。この人の作品は、発想は飛ばしても、社会と地続きなのだなと思った。

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2021/11/03

ルックバックが面白かったので購入。漫画として完成度は当たり前ながらルックバックに及ばないのだが、藤本先生の歴史をみられるのは楽しい。 収録作の中では個人的に『庭には二羽ニワトリがいた』が好き。 でもそれ以上に最後のあとがきが好きです。

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2021/10/25

藤本タツキ作品でチェンソーマンよりもルックバックで初めて読んだけど、それよりも前のこの作品ですでにおもしろい 一番好みだったのはシカク

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2021/10/16

才能の片鱗 変態の片鱗 面白さの片鱗 今の藤本タツキ先生の良さの原点みたいなのが垣間見られる おまけページ 16ページで出来ることを32ページでやってる話も面白い。

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2021/10/04

「チェンソーマン」の藤本タツキ短編集「17−21」。登場人物の衝動で、物語が動き出す展開は、「チェンソーマン」にも通じているのだなぁ。 ただ、その衝動を強く強く全面に出しすぎていて、ギャグっぽくなっているのが初期だから、ということでいいでしょうか。「恋は盲目」とかそれだ。盲目さが...

「チェンソーマン」の藤本タツキ短編集「17−21」。登場人物の衝動で、物語が動き出す展開は、「チェンソーマン」にも通じているのだなぁ。 ただ、その衝動を強く強く全面に出しすぎていて、ギャグっぽくなっているのが初期だから、ということでいいでしょうか。「恋は盲目」とかそれだ。盲目さがぶっ飛びすぎていていいですけどね。真剣さも度が過ぎると、馬鹿馬鹿しくてどうでもよくなる。 「佐々木くんが銃弾止めた」が一番。理不尽な状況に対応できるのは、やっぱりわけわからん衝動だった。物語の展開に、衝動が並走できているのが好き。ラストが地球か隕石で迷ったそうですが、地球だと一瞬の奇跡、隕石だとスーパーヒーローの物語になってしまうので、地球でいいと思います。佐々木くんは、一時の出来事でスーパーヒーローになってはいかんですよ。努力重ねて、月面に到達する佐々木くんであるべき。 ただ、一言文句を言いたい。 「ルックバック」と「17−21」連続刊行するのなら、1冊にまとめてくれればよかったのに。そっちの方がお財布には優しいし、ボリュームたっぷりで心も満足だったと思います。 だからといって、作品の面白さが損なわれるわけでないので、満足はしてるのですがね。そういうところが、読書好きの度し難いところですわ。

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