人生の謎について の商品レビュー
松尾ツヅキ氏のショートエッセイ集。 最後に人生って何なんだ…の一文で終わる。 今まであった出来事をただつらつら書いてある印象で、こういった業界の人にありがちなのだろうが、わりと行き当たりばったりな感じな人生が垣間見える。
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なんとなく面白い話が読めるかなと思いきや、心臓をグッと掴まれる話が多く、作者のネガティブな心が覗けた…。みんなそれなりに頑張ってるんだな
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一章が3ページほどで文章も落ち着いていて読みやすく、一気に読んでしまった。 亡くなった知人や親族、介護施設におられる母親の話など重いテーマの章も多いが、読了後不思議と暗くならず、まだまだ途中なのだと前向きな気分にさせてもらえた。
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苦悩している感じがとても良い。人生、思い通りにいかない。思い通りに行った、何かを成したと思っているうちはまだ扉の前、というくらいが生きててちょうど良いと感じる。そういう年齢になったなと思う。
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エッセイ本。あっという間に全部読んでしまった。松尾さんの本は読みやすい。『東京の夫婦』の時にも思ったが、昔より文章が淡々として落ち着いている。そう思ってしまうのは、自分の中の松尾さんのイメージが未だに30、40代の尖っていた頃のせいかもしれない。 同じような話が何度か出てくる一...
エッセイ本。あっという間に全部読んでしまった。松尾さんの本は読みやすい。『東京の夫婦』の時にも思ったが、昔より文章が淡々として落ち着いている。そう思ってしまうのは、自分の中の松尾さんのイメージが未だに30、40代の尖っていた頃のせいかもしれない。 同じような話が何度か出てくる一方、今までのエッセイではあいまいにボカされていた部分が明かされている。亡くなる人の話が多くて内容は暗め。でも自分なんかよりはるかに濃く豊かな人生だと思う。8050問題の50側に近い空虚な人間としてそう思う。
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正解の挫折 ほしたらな 穴からいでて… 生きる、という騒音について 親切の沼 東京行方不明失敗 三十年 親不孝は火にくべられて 店を潰す 裸の王様 寂しさばかり学んで 「これまで」と「これから」 海と悲喜劇 生きちゃってどうすんだ〔ほか〕
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