366日の誕生鳥辞典 の商品レビュー

小宮輝之(著者),倉内渚(絵)

2024/06/11

小宮先生監修。366種の鳥類が1ページずつ、美麗なイラストと共に紹介されている。366種？と思ったが、誕生日なので閏年の2/29までカウントしている。イラストとして楽しむのも良いが、生息地も載っており種固有の特徴などの解説も素晴らしいので、簡易ではあるが図鑑としても使える。
自分の誕生日を引いたり、家族の誕生日を引いたりしてどんな鳥なのだろうと確かめるのが楽しかった。自分の誕生日ではないが、キジオライチョウのイラストが(5/22)とてもどっしりとしていて良かった。
本の作りが堅牢で、タイトルは何と箔押しである。税抜2，300円(2024年現在)でいいのだろうかと思うほど豪華。図書館で借りたので、是非自分の本棚にお迎えしたい一冊だと思った。

2023/03/07

倉内渚さんによる優美な鳥のイラストレーションと、上野動物園園長も勤めた小宮輝之さんによる鳥愛に溢れた紹介文が贅沢な鳥図鑑。

タイトルに３６６日と冠しているように、１年３６６日ぶん、３６６羽の鳥がその日の記念日とともに紹介されている。

鳥を知らねば短歌が読めぬ、という気分になって図書館から借りてきた一冊だが、期待以上に幸せな気分にさせてもらっている。

１月１日は１年のはじまりに相応しい、夜明けを告げる長鳴き鶏・東天紅（トウテンコウ）、１月２日は初夢に出てくると縁起が良いと言われる・オオタカ。幸せ運ぶ青い鳥・ルリツグミはアメリカのナショナルバードデーである１月５日に、１０月１３日は豆の日で、体重一円玉二枚分の小さな小さなマメハチドリを紹介。

鳥を身近に感じられる文章とイラストレーション。
思いがけず拾い物の辞典だった。

2021/10/14

イラストがとにかく可愛くて綺麗です。
知識を高めるために読むというより、どちらかというと気分転換の時に活用させていただいてます。