心をととのえるスヌーピー の商品レビュー

チャールズ・M.シュルツ(著者),谷川俊太郎(訳者),枡野俊明(監修)

2023/01/29

ずっと気になっていた本ですが、この画像から表紙が変わってダブルカバーになっていてときめいて買いました。スヌーピーかわいい。
今までの表紙は大人っぽくて素敵だけど今のカバーは白くてかわいいです。

禅は正直詳しくないです。
読んでみてその時の自分のメンタルで受け取り方が変わるのかなと思いました。
今の私は
「且緩々」しゃかんかん
「随所快活」ずいしょかいかつ
に惹かれました。

またタイミングを変えて読んでみたいと思いました。

2023/01/22

ピーナッツは好き、禅の考え方も好き、谷川俊太郎も好き、で読んでみたけれど、無理矢理こじつけしている解説が多く感じられて残念だった。
それぞれ別々に読みたい。
古いスヌーピーの切り取りなどは楽しめた。
禅の考え方も直ぐに取り入れたい具体的なお話を求めている人にはおすすめしません。

2023/01/01

まさか、スヌーピーから禅の教えを学べるとは！
手元に置いておきたい本。

柳緑花紅ーみんながすべての意見が一致したら酷いことになるよね？っていうチャーリーに、、もしみんな私と意見が一致したらみんな正しくなるわ！っていうルーシー♪その時点でありのまま、お互い違う意見を認め合ってる友達って感じで、良いこと。

壺中日月長心の持ちようで景色は変わる。もし苦手な人がいたとしても、他人は他人と割り切れば、あなたがやることに集中することができるはず！全ては心の成せる技。一枚残った葉っぱを見るスヌーピーと、落ちてくるのを待ち構えるウッドストックたちは、それぞれの目には違う風景が映っている。

2022/11/26

禅の世界を全く知らない身だが、スヌーピーは「読む坐禅」というフレーズに惹かれ手に取った。
禅語について何も知らず、自分が置かれてる環境・現状に苛まれる事があってもうまく言語化して咀嚼することができなかった。
しかしこの1冊を通して禅の世界に強い関心を掻き立てられた。先の時代を生きた先人達が残した珠玉の言葉の数々。現代社会で悩む人々にとっても救いとなる言葉多数あるのだと知れた。
特に「遊戯三昧」「渓声山色」の言葉が印象に残った。組織の一員として退屈な日々だと感じていた自分とって、没入感を持って取り組むことで自然と成果は付いてき、より自由な状態に近づけること。時には自然の中にひとりで行くことで事々物々の仏性を感じること。この2点を今後の行動指針にする。

2022/11/24

禅語を勉強したくて読み始めた本。
ピーナッツCOMICと禅語にここまで共通点があったことにびっくり！
でも同じような禅語多いね。
1,　心を緩めて川の流れに任せる
2,　今に意識を向ける
3,　既にあるものに感謝し大事にする
この3つに全て集約されている気がする。
でも実践は難しい、わかっていてもすぐ忘れてしまう。だから掛け軸によく使われているんだなぁ〜Reminderとして。
この本も簡単に読める本だし、Reminder として手元に大切に置いておこうと思える本でした。

2022/10/08

「ピーナッツ」コミックがこれほど深い、哲学的な内容だとは知らなかった。禅語との一致性にやや疑問を抱くことはあったが、それぞれ心に刺さる言葉が多く、読み返したくなる本。

2022/09/02

スヌーピーには、いわゆる「深い」的なセリフやエピソードが多いことは分かった。きっとそれは訳者の谷川俊太郎さんの言葉のチョイスの影響もあるのだろうとおもうが、きっと作品としてそうなのだろう。一方で、本著の各エピソードに付された格言は非常に有名であったり、高尚であったりというものばかり。双方素晴らしいものなのは分かったが、残念ながら自分には全く響かなかった。悩みは消えなかった。

2022/08/28

読むことで不思議と落ち着いた気持ちになれる禅の言葉。
その禅語でピーナッツコミックの世界を読み解いていく。
マイナスな意味に思えた「無分別」が、禅では“よきこと”とされているのが興味深い。
あの愛らしい見た目で哲学的なことを言うキャラクター達もなかなか魅力的。

2022/08/16

【読んだ目的・理由】スヌーピーと禅の組み合わせに興味があったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.9
【一番好きな表現】モノや言葉の受け渡しは、あげたらそれでおしまい。お返しが来たら、それはそれでありがたい。（本文から引用）

2022/08/01

　スヌーピーは単純な見た目で可愛い。けれど、物語は深く、我々の心を揺さぶるのです。今回は禅の言葉と合わせていくつかのスヌーピーのコミックを紹介、解説するという本でした。この本を読んでいて強く感じたことは『今は今しかない。』、『自分は自分である。』、『つらいこともある種貴重な経験』という３つのこと。そして、人生を楽しめるかどうかは自分次第ってことなんだろうなと感じました。自分はどうせなら人生を謳歌したい。そう思った８月最初の昼下がりでした。