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ヴィネガー・ガール の商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2024/09/24

20%ぐらい読んだが、登場人物が好きになれず挫折。コミュ障で母代わりをさせられている主人公はまだ共感できるとして、偏屈者で変なポリシーがある父親、広告漫画の「主人公の婚約者を寝とる女」みたいなウザい妹、やっぱり変なポリシーがある主人公の相手役、鬱陶しい職場の人たちetc… あと...

20%ぐらい読んだが、登場人物が好きになれず挫折。コミュ障で母代わりをさせられている主人公はまだ共感できるとして、偏屈者で変なポリシーがある父親、広告漫画の「主人公の婚約者を寝とる女」みたいなウザい妹、やっぱり変なポリシーがある主人公の相手役、鬱陶しい職場の人たちetc… あと、いかにも翻訳調なのが合わなかった。 本の紹介文によると、相手役(外国人)の言語能力が不十分で主人公と会話が噛み合わないのが魅力の1つらしいが、「こんにちは(カロー)」「彼ら(テイ)は」のように訛りがルビで示されるせいで内容に集中できなかった。また、カルチャーギャップ以前に謎のこだわりが強すぎて、むしろ宇宙人のように感じた。

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2022/07/07

原作知らずに読んだけどかなり手こずった。外国の現代物に出てくるキャラってなんで人格に問題ある奴ばかりなの?誰一人共感できないと読むの大変。原作のあらすじ読んだだけで一生読まないな。家庭に問題あると育った子供がそれを繰り返すのか。がっかり。

Posted byブクログ

2022/02/06

2022.1.23市立図書館 「語りなおしシェイクスピア」シリーズその3、「じゃじゃ馬ならし」。 こどものころにシュツットガルトバレエ団のマリシア・ハイデ&ジョン・クランコのを見た印象が強く、実はちゃんとよんだことがなかったが、跳ねっ返りの娘を男が調教して飼いならすような、時代遅...

2022.1.23市立図書館 「語りなおしシェイクスピア」シリーズその3、「じゃじゃ馬ならし」。 こどものころにシュツットガルトバレエ団のマリシア・ハイデ&ジョン・クランコのを見た印象が強く、実はちゃんとよんだことがなかったが、跳ねっ返りの娘を男が調教して飼いならすような、時代遅れでいただけないお話である。 今作は舞台を現代アメリカに、世間から取り残されたような研究者父娘が父親の研究室で働く外国人研究者との偽装結婚を計画するいう換骨奪胎で、現代でも十分楽しめる新しい物語に生まれ変わった。 ちなみにvinegar(お酢)には「不機嫌、辛辣な言葉」という意味もあるので、タイトルは「不機嫌な娘」とでもいうところか。主人公ケイトがすかさず「ガールじゃなくて女性」とダメ出ししてきそう。 学業は中途半端で熱意の持てない仕事をしながら、一族のもてあましもののようでその実、生活力のない父や妹の世話係として頼られすぎ自分の人生を諦めかけていたケイトが、悲しいまでに虚勢を張った姿をみせる父やピョートルたち男の真実に気づき、家を出るための結婚に踏み切る話には親近感を覚えた。外国語での不十分なコミュニケーションでわたるほかない異国で孤独をかこつピョートルの心情もいろいろな気付きが散りばめられていて読ませる。

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2021/12/26

正直、めちゃくちゃ満足でした。。。。 可愛げなんて出せない、29歳、“行き当たりばったり”のヴィネガー(酸っぱい)ガール。主人公に共鳴して、どんどん意地を張ってしまう読者の心を丁寧に解きほぐし、結末がスっと心に入ってくる。 文章も、好ましい。格別な一文で勝負するのではなく、文章、...

正直、めちゃくちゃ満足でした。。。。 可愛げなんて出せない、29歳、“行き当たりばったり”のヴィネガー(酸っぱい)ガール。主人公に共鳴して、どんどん意地を張ってしまう読者の心を丁寧に解きほぐし、結末がスっと心に入ってくる。 文章も、好ましい。格別な一文で勝負するのではなく、文章、構成、その他本を構成する様々なもの全てで複合的に仕掛けてくるかんじがたまらなかった。こんな作品に出会えて幸せです。

Posted byブクログ

2021/11/09

本家『じゃじゃ馬ならし』より面白い!そして久々のアン・タイラーだったけど、相変わらず普通の人のいざこざや些細な感情を書くのうまいなー。アン・タイラーらしい料理でニヤッとしてしまった。楽しかった。

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