昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う の商品レビュー
本当に泣いた。これは「人間」を表した作品だと思う。とにかく人間関係。 辛い過去、人間不信、家族、友情、恋心。 妬んで恨んで絶対に許せない相手を許すこととは? 最終的にはスッキリするお話で後味も悪くなくて読みやすいです。 ぜひ読んでみてください!!
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自己肯定感を他人に委託せずに生きていくのは大人にも難しいことです。 自分で自分を認めてられるようになるのって、存外に難しい。 過去に傷を負ったことがあるのなら、なおさら。 負った傷をどうしたら癒せるのか。 どうしたら自分をもう一度好きになれるのか。 わからないから、もがいて...
自己肯定感を他人に委託せずに生きていくのは大人にも難しいことです。 自分で自分を認めてられるようになるのって、存外に難しい。 過去に傷を負ったことがあるのなら、なおさら。 負った傷をどうしたら癒せるのか。 どうしたら自分をもう一度好きになれるのか。 わからないから、もがいて足掻いて、また自分や他の誰かを傷つける。 そんな葛藤が所狭しと詰まった一冊です。 わたしはありのままの君でいい、などとは言いません。 それよりも『こうありたい自分』を見つけてそれを目指して欲しいと思います。 それがありのままならそれでいい。 でも変わるのを躊躇う理由に『ありのまま』を使うのはやめてほしい。 こうしたい、こうなりたい。 それを認めてくれる人の手を取って、前を向ける時に前を向いて生きて欲しいなと思います。 温美と雨夜が、自分たちの傷を互いに癒しながら、この先なりたい自分になっていけることを祈ります。 そしてもし温美のように傷ついて顔をあげれずにいる人がいるならば、『自分を傷つける人間の言葉は耳にいれなくていい』と伝えたいです。
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