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偽りの春 の商品レビュー

3.9

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/08/29

表紙だけ見ると悪い人に見えますが、読み終わった後に見ると違う表情、観察をされているように見えました。 短編で読みやすく、繋がりもありドキドキしながら読めました!!

Posted byブクログ

2024/08/03

読みやすくて面白かったです! 最初から犯人が分かっている上で進んでいくお話でした。 追い詰められていく犯人と一緒に自分もヒヤヒヤしながら読みました。 ちょっとのことも見逃さない、狩野さんが凄すぎます。

Posted byブクログ

2024/05/11

犯人目線で進む古畑任三郎スタイルです。捜査一課とか刑事ではなく、おまわりさんが事件解決って珍しいパターンだなと思いました。 ヘラヘラした軽い感じのおまわりさんがかなりキレ者でネチネチ問い詰めてくるのが癖になります!ドキドキしました。 このシリーズは長編もあるようなので、そちら...

犯人目線で進む古畑任三郎スタイルです。捜査一課とか刑事ではなく、おまわりさんが事件解決って珍しいパターンだなと思いました。 ヘラヘラした軽い感じのおまわりさんがかなりキレ者でネチネチ問い詰めてくるのが癖になります!ドキドキしました。 このシリーズは長編もあるようなので、そちらも読んでみたいです。

Posted byブクログ

2024/04/08

YouTube「ほんタメ」で紹介されていた一冊です。 表紙のデザインが秀逸というか、 不穏な気持ちにさせられます。 その印象通り、 本書は犯罪を犯した犯人目線で物語は展開し、 突然、町のお巡りさんである狩野に出会います。 読者としては犯罪を知っているだけに、 ひょうひょうと現...

YouTube「ほんタメ」で紹介されていた一冊です。 表紙のデザインが秀逸というか、 不穏な気持ちにさせられます。 その印象通り、 本書は犯罪を犯した犯人目線で物語は展開し、 突然、町のお巡りさんである狩野に出会います。 読者としては犯罪を知っているだけに、 ひょうひょうと現れる狩野さんに緊張するし、 退路や逃げ道をふさがれていくような息苦しさに どきどきしました。苦笑 読んでて古畑任三郎を思い出しました。苦笑 登場する犯人も、 決して完璧なサイコパスというわけでなく、 焦ったり平静を装ったり、 読んでるこっちまで不安になりました。苦笑 通勤で読みましたが、一気読みでした。 個人的には「見知らぬ親友」が好きです。 シリーズ続編が出てるんですよね。 読みたい… けどハードカバーサイズは持ち運びもお値段も辛い… 文庫になるのを待ちたいです。

Posted byブクログ

2024/03/20

面白かった!決してサイコパスではなく、普通に常識ある一般人寄りの犯人視点で進んでいくので、狩野雷太に追い詰められる時のハラハラ感がすごい。全話卒なく面白いけど、私は「偽りの春」と「見知らぬ親友」の2つが好きだったな。

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2024/03/17

コロンボ刑事のように飄々としていて、鋭い推理で真相に迫る狩野による5つの短編集。捜査に関する部分がほとんどないので、突然出てきた感があるが、自分が持っていた情報と登場人物のわずかな仕草から真相に迫るのは鮮やか。表題作の偽りの春は、犯人すらも気づいていない点を拾い出し、事件全体をあ...

コロンボ刑事のように飄々としていて、鋭い推理で真相に迫る狩野による5つの短編集。捜査に関する部分がほとんどないので、突然出てきた感があるが、自分が持っていた情報と登場人物のわずかな仕草から真相に迫るのは鮮やか。表題作の偽りの春は、犯人すらも気づいていない点を拾い出し、事件全体をあらわにするところは一番好きだった。

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2024/03/17

評判を聞いて読んでみた。 五つの連作短編集で、全てが犯人視点で進んでいく。 へらへらしてるのに洞察力が半端ではない狩野が魅力的過ぎた 会話しているだけで、常に首元にナイフを突きつけられているかのような感覚(作中にも出てきた表現)が、下手なこと言ったら全て暴かれてしまいそうな感じが...

評判を聞いて読んでみた。 五つの連作短編集で、全てが犯人視点で進んでいく。 へらへらしてるのに洞察力が半端ではない狩野が魅力的過ぎた 会話しているだけで、常に首元にナイフを突きつけられているかのような感覚(作中にも出てきた表現)が、下手なこと言ったら全て暴かれてしまいそうな感じが痺れた。 そのような評判は聞いていたので、まさにその通りだなと思いました。 それでいてどんでん返しが一話一話の中にあったり、進んでいく中で狩野の過去について少しずつ明らかになったりと、とにかく読んでいて面白い要素が多かったです。 次作と早く読みたい!

Posted byブクログ

2024/03/04

自分とは違う受け取り方、感じ方をする人間を読書を通して体感することができる面白さを再認識した。 短編だけどすぐに話に引き込まれサクサク読めた。読みやすくどの話にも違う雰囲気や個性があった。他の作品も読みたくなった

Posted byブクログ

2024/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連作短編集。 1話めはめちゃ良かった。倒錯された世界で江戸川乱歩を彷彿とさせる(かな?)。 2話めから徐々に飽きてきた。事件がショボくなってきたからか、計画性が薄れてきたからか。 徐々に明かされていく主人公の過去が気になる。 最後の話は良かった。 こういう系って緻密な計画にちょっとしたことから破綻が生じてくるところに醍醐味があると思うんだけど(コロンボや古畑みたいな)、1話めと最終話以外はあまり計画的でなくて、追求されるまでの話にあまり斬新さがなくて途中で飽きてくる。 でも最終話で綺麗に纏まっててなかなかおもしろかった。

Posted byブクログ

2024/02/06

2024.2.6 読了 短編なのでサクッと読める。 『名前のない薔薇』と『見知らぬ親友』の2編が好きかな。 降田天さんの作品は『すみれ屋敷の罪人』を読んで以来2作目だけれど女性の心理描写がお上手な方だなという印象。 短編だから仕方ないのかもだけど狩野さんが犯人を追い込む場面がわ...

2024.2.6 読了 短編なのでサクッと読める。 『名前のない薔薇』と『見知らぬ親友』の2編が好きかな。 降田天さんの作品は『すみれ屋敷の罪人』を読んで以来2作目だけれど女性の心理描写がお上手な方だなという印象。 短編だから仕方ないのかもだけど狩野さんが犯人を追い込む場面がわりとアッサリしてて最後の狩野さんの語りで裏側がわかる展開ではちょっと物足りなく感じてしまった。 もう少しじっくり狩野さんが犯人を追い込む様子を見てみたいので長編で読んでみたい作品だなと思う。

Posted byブクログ