PTAモヤモヤの正体 の商品レビュー
現状や歴史的経緯などについて分かる。 政治組織との関わりは関わりが深くなっていることまで調査しされている、その内実までは深くは調査できていないが、それはこの本の対象外とも言える。 問題点が共有されはじめつつあるものの、決まった解決策はまだ無いらしい。
Posted by
小学校の子を持つ親は、PTA役員の係を決める 時に、じゃんけんやくじ引きをしてまで決めな くてはならないことに違和感を抱いていると言 います。 「そんなに無理やり全員に係や役割を与えなく ても・・・」と思うものの、口に出せないのが 現状でしょう。 「どうせ子どもが小学校に通う...
小学校の子を持つ親は、PTA役員の係を決める 時に、じゃんけんやくじ引きをしてまで決めな くてはならないことに違和感を抱いていると言 います。 「そんなに無理やり全員に係や役割を与えなく ても・・・」と思うものの、口に出せないのが 現状でしょう。 「どうせ子どもが小学校に通う期間だけの辛抱 だ」と思って我慢するだけかもしれないです。 しかし実はPTAへの参加は任意であって、決して 強制ではありません。 「でも同調圧力が・・・」という声が当然ある と思います。 そんな方はこの本を読んで、本来のPTAという 組織の姿を知ることをお勧めします。 加えて政府は「子ども家庭庁」を発足させること を発表しています。 PTAという組織を使って政府が家庭教育に対して 何かしらの意図を発している図が読み取れます。 「戦前のように」とは言いすぎですが、政治が家 庭教育にまで踏み込もうとしているのです。 教育という日本の未来にもつながる案件を考える 契機となる一冊です。
Posted by
学校毎のPTAに上部組織が数階層あり、上納金をおさめていたなんて知らなかったし驚いた その時代に合った組織のあり方や活動方法に変化が 求められるのはどんなところにも見られることだろう しかし上を辿っていくと日本会議や元総理大臣の名前にまで繋がっていくのを見ると政治利用に使われ...
学校毎のPTAに上部組織が数階層あり、上納金をおさめていたなんて知らなかったし驚いた その時代に合った組織のあり方や活動方法に変化が 求められるのはどんなところにも見られることだろう しかし上を辿っていくと日本会議や元総理大臣の名前にまで繋がっていくのを見ると政治利用に使われてる のではとつい勘ぐってしまう… あれ?これって神社関係の本を読んだ時や百田尚樹さんと教科書関係の本を読んだ時も感じたモヤモヤと 同質な気がするような… さも各生徒の親御さん達による総意です。みたいな 感じで政治に働きかける上位組織の言動にも、それって本当に下から上がってきた意見なのかな?と疑問を 持ってしまう う~ん、まさにモヤモヤの正体
Posted by
出版直後から話題の本。PTA役員を務めたときに感じたモヤモヤにはやはり理由があったか!と、飲み込んできた疑問をスルーしてきた自身への不甲斐なさと、そもそもの組織の構造的な問題、あまりにも不透明なお金の流れを知らなかったことに(PTA活動を通じて得た学びや友人への感謝の気持ちを差し...
出版直後から話題の本。PTA役員を務めたときに感じたモヤモヤにはやはり理由があったか!と、飲み込んできた疑問をスルーしてきた自身への不甲斐なさと、そもそもの組織の構造的な問題、あまりにも不透明なお金の流れを知らなかったことに(PTA活動を通じて得た学びや友人への感謝の気持ちを差し引いても)失望している。 本書で問題提起していることは、日本の教育行政や社会全体に通じているだけに解決に近道や正解はないのだけれど…先ずはこどもの有無に関わらず広くPTAを知ってもらうことからなんとかしないと!
Posted by
- 1