源平姫 -飛花の章- 平時子/巴御前ほか の商品レビュー
「徳川と豊臣の懸け橋になるべく、七歳で豊臣家の嫡男・秀頼に輿入れした千。 仲睦まじく過ごす二人だったが、千が十八歳のときに豊臣は徳川によって攻め滅ぼされ……。 のちに徳川宗家の最長老として、弟の・家光(第三代将軍)、甥の家綱(第四代将軍)を支え、徳川幕府を見守る存在となった千姫...
「徳川と豊臣の懸け橋になるべく、七歳で豊臣家の嫡男・秀頼に輿入れした千。 仲睦まじく過ごす二人だったが、千が十八歳のときに豊臣は徳川によって攻め滅ぼされ……。 のちに徳川宗家の最長老として、弟の・家光(第三代将軍)、甥の家綱(第四代将軍)を支え、徳川幕府を見守る存在となった千姫の物語。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は、集英社みらい文庫(そして、角川つばさ文庫)が正直苦手である。キラキラしていて、太文字で強調したりしていて。 でも、今の子ども達、小学生たち、が実際に「おもしろい」「感動した」「好き」と言っている本が、ある。娘たちも夢中で読んでいる集英社みらい文庫(角川つばさ文庫)がある。 そこで、「子どもがハマった児童書」について、知りたいと思い勉強している。 大人が子どもに「読んでほしい」本と、子どもが「今読みたい!」本は、違う。惹かれる絵柄も、読みやすい言葉も、違う。 ・大人が子どもに「読んでほしい」本は、家の本棚に置く。読み聞かせする。大人が読んでいるところを子どもに見せる。良い本を紹介してくれるイベントや児童書に詳しい本屋に行く。そうやって、常に子どもの視界に入るようにしておくとよい。 その上で、 ・子どもたちがスキマ時間に、朝読書に、友達との会話に、力を抜いて読書を楽しみたいときに、「気軽に持ち歩いていつでもどこでもガンガン読める本」というものが、必要。私の小学生の娘たちには今、必要。友達が読んでいる本や、今話題の本、アニメなどのノベライズ本、小学生にはちょっと大人な恋の話や友情の話、自分と同い年の子が主人公の話、学校や日常を描いた共感できる話が、読みたいのだ。 そこで、”子どもが「おすすめ!」「おもしろい!」と言っている本”は何か、 何をどう「おもしろい!」と感じているのかを、母として、図書館員として、知りたいと思っている。
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