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短編 ホテル の商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

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2023/11/29

ホテルを舞台にしたアンソロジー。さまざまな人生と人間模様が交差していく。桜木さんの作品は母と娘の絆が伝わった。下村さんは「ヴィクトリアン・ホテル」が舞台。総じて面白く読んだ。

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2023/07/09

アンソロジーなたけに同じ温度で読み進めることはできなかったけど桜木紫乃、大沢在昌、柚月裕子はよかったかな

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2023/06/01

アンソロジーは自分好みの作家さん探しができるから時々手を出す。だいたい初読み作家さんは自分より若い方が多いので感覚が異なることも多い。今回の7作品中3作品は全く理解できないものもあり読了までがしんどいものもあった、いずれも初読み作家さんだった。世代の差はやはり越えられないものがあ...

アンソロジーは自分好みの作家さん探しができるから時々手を出す。だいたい初読み作家さんは自分より若い方が多いので感覚が異なることも多い。今回の7作品中3作品は全く理解できないものもあり読了までがしんどいものもあった、いずれも初読み作家さんだった。世代の差はやはり越えられないものがあるのだろうか?暫くは新しい作家さん探しよりも積読になっている旧作を読むことにしようかと思った。

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2023/03/24

柚月裕子さんの作品が収録されているので手に取った。 彼女の作品は満足した。 しかし何が書きたいのか分からない作品が「ドン・ロドリゴと首なしお化け」 読んだけれども、何も残らなかった。 他の作品は可もなし不可もなしと言ったところか。

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2022/11/26

1つ目の、桜木紫乃さんの「青い絵本」があまりにも良くて、私は大好きな短編となりました。美しくて、じんわり悲しくて、涙を滲ませながら読み終えて、一旦本を閉じ、その切なさにため息が出ました。 短編ってすごいなあって思う。この一作を読むだけで、一冊を手に取った甲斐がある…って思っちゃ...

1つ目の、桜木紫乃さんの「青い絵本」があまりにも良くて、私は大好きな短編となりました。美しくて、じんわり悲しくて、涙を滲ませながら読み終えて、一旦本を閉じ、その切なさにため息が出ました。 短編ってすごいなあって思う。この一作を読むだけで、一冊を手に取った甲斐がある…って思っちゃった。 しかし、それぞれの作家さんの色濃く、どれも面白かった!でも、どれとは言わないけど、先が読めて当たったのも1つ。 それにしても、やっぱり、真藤さんと平山さんの世界観は普通じゃない。特にラストの平山さんは、こお〜〜わっ。 今回は「青い絵本」から好きだったところを少しだけ。(ネタバレしない程度に) ーーーーー 年をとるということは、言葉を得るということでもあるのだろう。たいがいのことは、言葉で納得できるし、言葉になる。だからーー言葉にしないことも覚えたのだった。 人の心の在処など深追いしたこともない美弥子だったはずが、どうしたことか。 あなたは しっているのだ こころと こころの まじりあう こうふくなしゅんかんを 心の棚は便利な場所で、美弥子を苦しめもしないし、救いもしない。ただ便利な場所として視界の斜め上にあった。棚上げが便利なのではなく、目の前にある「やらねばならぬこと」が生きる救いなのだ。 黙るしかない会話というのがある。 ーーーーー 今回、図書館で借りた文庫だけど、この作品、桜木紫乃さんのどこかの短編集に収録されないのかしらん?

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2022/10/19

冒頭の桜木紫乃さんの「青い絵本」が好きで最後まで読むのが楽しみだった本。 後は柚月裕子さんの「サンセールホテル」が好きだった。一流のホテルマンとしての佇まいやホスピタリティって絶対真似できないし尊敬してる。新人の彼はきっとこれから良いホテルマンになるのだろうな。 平山夢明さん...

冒頭の桜木紫乃さんの「青い絵本」が好きで最後まで読むのが楽しみだった本。 後は柚月裕子さんの「サンセールホテル」が好きだった。一流のホテルマンとしての佇まいやホスピタリティって絶対真似できないし尊敬してる。新人の彼はきっとこれから良いホテルマンになるのだろうな。 平山夢明さんの「蝸牛ホテル」は異様な雰囲気が恐ろしく、そうくるか!と度肝を抜かれた。四方を少しずつ固められる感じ…ゾクゾクした。 割と苦手なものもあり、読むのに時間がかかった。

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2022/09/24

7人の作家によるホテル短編集。 柚月裕子が入っているので買ってみた。 やはり、柚月裕子の「サンセールホテル」が面白かった。なんとなくマスカレードホテルに似ている。 桜木紫乃の「青い絵本」も母と娘のいい話だった。

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2022/07/19

アンソロジーにありがちな、読める話と読めない話が織り交ざる。書店で並んでいて気になっていたけれど、図書館で借りて正解。 『青い絵本』は最後にほろりと涙が出た。 『錦上ホテル』の思い出もいいな。

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2022/03/31

短編集で一番面白かった。 好きな作家さんを探せる機会になるかも。 柚月裕子さんていう方のが個人的には好き 他もほっこりするのが多めだった

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2022/01/16

7人の作家による、ホテルを舞台に書き下ろされたアンソロジー。 アンソロジーはどこかで読んだことのある作品の寄せ集めのパターンも多く、がっかりすることもあってあまり読まないんだけど、これは書き下ろしということとメンバーが魅力的なので読んでみた。 やはり好きな作家の作品は魅力的。 ...

7人の作家による、ホテルを舞台に書き下ろされたアンソロジー。 アンソロジーはどこかで読んだことのある作品の寄せ集めのパターンも多く、がっかりすることもあってあまり読まないんだけど、これは書き下ろしということとメンバーが魅力的なので読んでみた。 やはり好きな作家の作品は魅力的。 桜木紫乃文章は言葉の選び方が絶妙だし、柚月裕子はミステリに人間模様も折り込んで秀逸。 大沢在昌の作家裏話的な内容はご愛嬌だし、初読みの作家さんも含めそこそこ楽しめた。 でもやっぱり、読み終わった瞬間に内容を思い出せない。アンソロジーってカタログ的で、時間潰し以外の役には立たないな。

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