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不審者 の商品レビュー

3.7

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2025/01/18

展開が進むにつれて徐々に不信感が募り、やがてたどり着く予想外の結末には驚かされた。不気味なラストが突きつけるものに、ドロっとした感情が湧き上がる。

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2024/11/27

やっぱり伊岡瞬読みやすい。 平凡な日常が丁寧に描かれるほど、不穏な気配や存在に「やめてー!壊さないでー!毅然と立ち向かってー!助けを求めてー!」って切に願うんですが、そこがキモなのを分かってるくせに何で読むんだろうなと思った。ドMなのかな。 これ書いてて思ったんですが、読んでる最...

やっぱり伊岡瞬読みやすい。 平凡な日常が丁寧に描かれるほど、不穏な気配や存在に「やめてー!壊さないでー!毅然と立ち向かってー!助けを求めてー!」って切に願うんですが、そこがキモなのを分かってるくせに何で読むんだろうなと思った。ドMなのかな。 これ書いてて思ったんですが、読んでる最中のこの願い、空回っとるな。

Posted byブクログ

2024/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ある奥さんの周りで人がよく死んでいく 突然現れた弟の兄と名乗る人が警察で、不審者に扮して家に紛れ込み奥さんをあばくという事件 奥さん目線で描かれていて、子供も自分が殺した姉の子供、自分の本当の子供は姉の旦那の子というスーパーサイコパスな本 おもしろかったー!

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2024/09/23

 自宅で校閲の仕事をしながら夫の秀嗣と5歳の息子・洸太、そして義母と治子と暮らす折尾里佳子。平凡ながらも幸せに暮らしていた生活は、秀嗣が自分の兄として20年来音信不通だった優平を連れてきたことから徐々に壊れ始める。毎日のように折尾家に現れるようになった優平はいつしか居候まではじめ...

 自宅で校閲の仕事をしながら夫の秀嗣と5歳の息子・洸太、そして義母と治子と暮らす折尾里佳子。平凡ながらも幸せに暮らしていた生活は、秀嗣が自分の兄として20年来音信不通だった優平を連れてきたことから徐々に壊れ始める。毎日のように折尾家に現れるようになった優平はいつしか居候まではじめ、里佳子の日常は浸食されていく。なぜ今さら優平はやってきたのか、最近認知症の症状が出始めた治子にとりいり、財産を手にいれるためではないのか?  タイトルも相まって、完全に騙された。なるほど、そういうことかー!主人公の側からすると、優平の嫌な感じがひしひしと伝わってきていたため、優平が何のために家にやってきたのか一緒になって疑心暗鬼になっていた。まさかそんな展開になるとは。序章をはじめ、伏線回収も見事。

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2024/09/11

10年ほど前に、代償、をよんで、 すごさとムカつきを感じた。 不審者もなんともいえない、 不安感、むず痒さ、違和感。 最後にそれらが、いきなり回収される。 タイトルはその通り。

Posted byブクログ

2024/08/28

古本屋で題名だけ見て買った一冊。 不審者の話だった 意外な結末だった ただ他の読者が書いてあったようなどんでん返しって感じはあまりしなかった。 いきなり20年ぶりに現れた夫の兄 兄が現れたら次々と起こるトラブル 確かに不審者に思う でも訳を知ればなるほどと 不審者もお...

古本屋で題名だけ見て買った一冊。 不審者の話だった 意外な結末だった ただ他の読者が書いてあったようなどんでん返しって感じはあまりしなかった。 いきなり20年ぶりに現れた夫の兄 兄が現れたら次々と起こるトラブル 確かに不審者に思う でも訳を知ればなるほどと 不審者もおかしいが ラストで分かった人間関係。 この主人公の家庭もいびつな人の集まりみたいな感じがした小説でした。

Posted byブクログ

2024/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の30ページまでこんな結末は全くの予想外。伊岡さんに見事にやられました。登場人物がとにかく嫌な人ばかり。脳天気で優柔不断な旦那。気が強くて半分ボケた義母。陰気な実母。そして結末が分かった後も最後まで一番嫌な奴が意地悪でしつこく権力まで振りかざす義兄。可哀想なのは犯人だけ。弁護士の奥山先生に頑張っていただき無罪判決を勝ち取ってもらいたいです。

Posted byブクログ

2024/08/14

男が不審者だと思って読み進めたのに、途中からそっち?ってビックリした!!リトルな性格であるからこそ犯罪者向きと言っては失礼かもしれないけど。。納得いく部分が多くあった。息子くんが1番可哀想だね。。

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2024/08/13

読んでいくうちにどんどん湧いてくる不信感。 この男は何が目的?と気になる展開。 予想がつかなかった正体。 また騙されたことが悔しい… おもしろかった。

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2024/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本の概要 夫の兄を名乗る人物の突然の訪問。その日から、平凡な家庭は壊され始め──。 この男は、誰なのか? 暴かれる家族の秘密と、衝撃の結末。『悪寒』『代償』の著者が放つ、驚愕のサスペンス&ミステリ。 家族4人で平穏に暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。夫の秀嗣が招いたその人物は、20年以上音信不通だった秀嗣の兄・優平だと名乗る。しかし姑は「息子はこんな顔じゃない」と主張。不信感を抱く里佳子だったが、優平は居候することに。その日から不可解な出来事が続き……。家庭を侵食する、この男は誰なのか。一つの悲劇をきっかけに、すべての景色が一転する。緊迫のサスペンス&ミステリ。 ☆3にしてるけど 3.5をつけたい 読んでいて とても不穏な違和感を感じながら読んでいた 私なら優平をそんな何日も泊まらせるようなことはしないように 旦那さんに抗議してしまうわー!と思いながら読んでました 20年以上音信不通な人と 急に同じ家で過ごせない 世の中の奥さんの多くは 里佳子のように旦那さんに言えないんだろうか?と思っちゃった 私がハッキリ言い過ぎなんだろうか? ラストのどんでん返しに驚き! それなら旦那さんが 必要以上に優平を泊まらせた訳はわかる… 優平が警察官だったってトコもビックリ! 不審者は優平とばかり思ってたけど 里佳子やった 里佳子の生い立ちが不審者になる原因の1つだったのではないか?

Posted byブクログ