さわってたのしいレリーフブック さかな の商品レビュー
[江東区図書館] 表紙がやや開いていて目に留まった。どうやら厚紙的な素材で点字説明だけでなく図案も凹凸表現や素材替え(もしかしたら叩き方などを替えただけで同一素材かも)で表現しているために、開いていたのかも。 ただそう思ってざっと最後まで本をめくってみると、めくれた裏表紙から...
[江東区図書館] 表紙がやや開いていて目に留まった。どうやら厚紙的な素材で点字説明だけでなく図案も凹凸表現や素材替え(もしかしたら叩き方などを替えただけで同一素材かも)で表現しているために、開いていたのかも。 ただそう思ってざっと最後まで本をめくってみると、めくれた裏表紙から、蛇腹折りの本の背が見えている!あ、昔ボードブックでながーい列車だか汽車になる絵本があったよな、あんな感じか。と少し拡げてみると、良くも悪くもただ横一行に拡がるのではなく、横長の紙を細長く半分に折ってその折り山に切り込みをいれ、それぞれを蛇腹にすることで一冊の本化した作りだった、裏表紙の折り返しまで含めて全くの一枚の紙! これはこれで制作方法と仕立てとしては面白いけれど、てっきり一枚の巻物のように横に広げられると思ったワクワクは半減。何しろ広げると上下で頭を突き合せた感じで逆向きの絵となってしまうので、、、、折角広げて遊ぶ?眺めることも出来るかと思ったんだけど、拡げたらその本(紙)の周りを周遊して鑑賞すればいいかな。 シリーズのようなので、他の本もきっと同じ作りなんだろうけれど、点字メインということもあってか単一色で作られた、ある種子供の感受(想像)性を育むようなコンセプトの本、幼稚園ぐらいまでの子に面白いかな。
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