パッセンジャー の商品レビュー
女性が一人でバーにいると男から声をかけられる不安でいっぱいという描写(何度もある)に押し潰されそうだった。 ひとりで飲みたいときなんかいくらでもあるやろ!?声かけんなよ?は?ってなります。 なので、最後の最後にはちょっと微妙だなと思っちゃう。もっと遠くに行こうよと。
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宇多丸アトロクにて、柴田先生が翻訳本大賞の候補作として紹介した中で最もエンタメ度高い作品。さすがに面白い。
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7月頃訳者を交えての読書会に参加した。いっきに読むことをオススメする。2度読み必須。冒頭から夫が階段から落ちて妻は逃げる。なぜ逃げるのかわからないまま物語は進行。
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日本翻訳大賞最終候補作品。面白かったです。 男が女を評価する世界で、私とは?を謎に引っ張るミステリー。
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文学ラジオ空飛び猫たち第77回紹介本 https://open.spotify.com/episode/3Msd2vy5EUv7SpegrXCuGp?si=da65bb61979147a0 エンタメ好きにはたまらない一冊。ただちょっといろんなことが偶発的に立て続けに起こる展開に覚めてしまう層はいる気がする。そんな人たちでも気になったのなら連続ドラマを見るような気持ちで読んでみて欲しい。 個人的には逃亡系は好きなジャンルなので本当読めてよかった。逃げるしかないというストーリーには独特の孤独があり惹かれる。 主人公は演じて生きていて、でも本来の姿もあって、小説の中で一人の人間のいくつもの顔が見れるのはおもしろい。主人公は生き延びるためには、常日頃からとっさの判断をしないといけなくて、その緊張感とスリリングな展開に一気読みをさせられた。 「ザリガニの鳴くところ」と重なる要素はあるけど、それぞれ違った良さのあるエンタメだと思う。「パッセンジャー」は主人公の果てしない孤独、たくましさ、それと伏線回収が最高で、このあたりは物語好きな人は楽しめるはず。
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ずーっと気になっていたのに読めずにいたのだけれど、このほど日本翻訳大賞の最終候補に残ったということで、やっと読む。 どこへ転がっていくかわからない面白さとスピード感。
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疾走感のある長編ミステリ。前評判が高く「本当に面白いのかな?」と思いつつ読みましたが杞憂でした。これは本当に面白い作品。一気読みしてしまいました。おすすめ本です。
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階段から落ちて事故死した夫の死体を見た瞬間、「わたし」の逃亡生活がはじまった。 別人になりすまして第二の人生をスタートしたはずが、たちまち正体不明の追手に襲われる。窮地を救ってくれたはずの女バーテンのブルーも、「わたし」の人生の歯車をさらに狂わせていくーー。 次々と名前を変え、外...
階段から落ちて事故死した夫の死体を見た瞬間、「わたし」の逃亡生活がはじまった。 別人になりすまして第二の人生をスタートしたはずが、たちまち正体不明の追手に襲われる。窮地を救ってくれたはずの女バーテンのブルーも、「わたし」の人生の歯車をさらに狂わせていくーー。 次々と名前を変え、外見を変えて逃亡する「わたし」とはいったい誰。なぜ、何から、逃げ続けるのか。すべてのピースが一つにつながる驚愕のクライマックスまで一気読み必至。 小鳥遊書房という版元を初めて知った。この作品は抜群のリーダビリティをもっている。お勧めです。
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巻末の言葉にあるように、「一気読み必須の大作!」であったようにも思う。 はじめはなかなかなじめなかった(主人公に感情移入できなかった)が、読み進めていくにつれて、主人公がひとりきりで犯罪に手を染め続ける、逃げ続ける、描写を読むにつれて、すんなりと感情移入できるようになった。 読む...
巻末の言葉にあるように、「一気読み必須の大作!」であったようにも思う。 はじめはなかなかなじめなかった(主人公に感情移入できなかった)が、読み進めていくにつれて、主人公がひとりきりで犯罪に手を染め続ける、逃げ続ける、描写を読むにつれて、すんなりと感情移入できるようになった。 読む者それぞれが、これまでにどんなクライムサスペンス映画、ロードムービー的な映画、を見てきたか?またその主人公の俳優にどのような魅力を感じてきたか?によってもこの小説を読んだ時の受け止め方、感じ方、は変わってくると思う。 かくいう私は、これまでに何度となく見てきたアメリカ映画、ドラマ、クライムアクション…といったもののワンシーンワンシーンをつなぎ合わせていくような感覚で読むことが出来た。主人公に重ね合わせた女優は何人かいたが、明確に思い出せないのと、個々人の思いにゆだねたいと思うのでここで紹介することは割愛させて頂く。 決して日本文学のようなレトリックを楽しむ類いのものではないと思うが、退屈せずにストーリーを読み切ることができる佳作であると思う。
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前半は、星5つだった。中盤少し間延びしているように受け取れた。最期はまずまず。序盤の疾走感を維持するのは大変なんだなと思いました。
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