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歴史とはなにか の商品レビュー

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2023/03/17

中東史と中国史の専門家による対談で、西洋史と日本史を揶揄する部分はあるものの、よく言えば「反主流」である中東史や中国史といった異なる観点から、「主流」である西洋史と日本史を相対化し、問題点を列挙しているとも言える。ただし、あくまでも日本人研究者であるという制約からは逃れられない部...

中東史と中国史の専門家による対談で、西洋史と日本史を揶揄する部分はあるものの、よく言えば「反主流」である中東史や中国史といった異なる観点から、「主流」である西洋史と日本史を相対化し、問題点を列挙しているとも言える。ただし、あくまでも日本人研究者であるという制約からは逃れられない部分はあるようには思える。総じて「ネイション・ステイト」を「世界史」的にどう考えるべきかということを大きなテーマとして語られている印象。

Posted byブクログ

2022/01/22

歴史とはなにか。 単純な問いに見えるが、1番難しい問い。 それを世界史という観点から読み解いていこうという、対談形式の本。 スケールがでかい。 一回では理解がおいつかなかった。 何回も読んで、自分のものにしたい。

Posted byブクログ

2022/01/19

中国史とオスマン帝国史との比較の視点から、日本とはどんな国で、どんな歴史を歩んできて、そしてこれから歩んでいくのか、という、ものすごくスケールの大きな対談が展開されている。これを消化するにはあと数回は読まなければならないなと感じた。良い本。

Posted byブクログ

2022/01/08

テーマに沿っての対談形式。 「文明」と「世界史」を考える 「世界」の捉え方 統合とアイデンティティ 「宗教」を考える 「支配」のあり方 環境・文化・社会のあり方 国家・国民・民族を考える 中国、そして日本 5文字世界=漢字、梵字、ラテン、ギリシア・キリル、アラビア ユーラシア...

テーマに沿っての対談形式。 「文明」と「世界史」を考える 「世界」の捉え方 統合とアイデンティティ 「宗教」を考える 「支配」のあり方 環境・文化・社会のあり方 国家・国民・民族を考える 中国、そして日本 5文字世界=漢字、梵字、ラテン、ギリシア・キリル、アラビア ユーラシア大陸:北方=狩猟地域、中間=遊牧地域、南方=農耕地域 漢民族でない中華民族はありえない。漢字、漢文を共有、科挙。清朝は満州人が支配者で漢人は臣民。

Posted byブクログ

2021/09/25

面白かった歴史の解説書の著者二人の対談とのことなので期待したが、自分の基礎知識が足りず楽しみきれなかったのが残念。歴史にある程度慣れ親しんでいる人向き。

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