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スパイ教室(06) の商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2024/06/11

鳳壊滅後。 行方不明のラン。 捜索する灯とベリアス。 今回も思いっきり騙されたというか…。 とりあえずランは見つかっててホッ。 でも最後が不穏すぎる…。

Posted byブクログ

2023/07/28
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今回もとても面白かったし所々涙を堪えられなかった。 鳳と灯の絆、もっと見たかったなあ。 クラウスが柄にもなく感情を出したり、灯のメンバーそれぞれが鳳と過ごした日々が描かれてたり、かなりぐっとくるシーンが多かった。 ラストがまた衝撃で次巻が気になりすぎる。 なんか事情がありそうだけど…。

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2023/06/14

タイトル通り、ジビアを中心としたストーリーでした。『灯』の8人の少女達が新たなステージへと成長していくうまいストーリーでした。前巻に登場した『鳳』をうまく使ったなぁと思いました。テンポよく展開されるため、サクサク読めました。

Posted byブクログ

2023/03/13
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ちょっと衝撃的な終わり方をしたのでびっくりしている。私のイチオシのモニカが…嘘と言ってくれ。いや、きっとなにか理由があってのことだよね? ラストで全てを持ってかれてしまったが、今回も敵との対決、凄かった。特に、普段感情をそんなに表に出さないクラウスまでもが、鳳のメンバーのため怒りをあらわにしていたところが印象的。 スパイは仲間の死にも動じない訓練をしているのだろうけど、それでもやはり喪失感はあるのだ。灯のメンバーと鳳のメンバーの交流が所々書かれているが、鳳のメンバーの死を読者側としては既に知った上で読んでいるので、それはもう悲しい。 ジビアは最初から好きなキャラクター(と言うか嫌いなキャラクターがいないのだが。)で、腕っ節は強いがちょっと頭脳戦に難がある子というイメージだったが、本作で見事な成長を遂げていた。 ジビアだけに限らず、灯のメンバーたちは、徐々に自分なりの詐術を見つけ出してきている。 もともと騙し騙されの世界で、さらに騙しの技術を磨かなければいけないんだものね。 少女たちの運命はいかに。

Posted byブクログ

2023/02/24
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既に冒頭から騙されてた…。 鳳の訪問は実は灯のメンバーを鍛えるためでもあったことに感動。 鳳のメンバーは、実は生きていた説を信じていたが、やはりダメだったか。 クラウスの怒りもカッコよかった。 ラストの展開もまた謎すぎる。演技という可能性も考えたけど、他の仲間が派手にやられているところを見るとそうではなさそう?

Posted byブクログ

2022/05/10
  • ネタバレ

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2021年9月刊。前巻のラストで、物語の舞台から(1名を除き)退場したスパイチーム『鳳』。その壊滅原因を探るため、彼らの最後の地となったフェンド連邦に潜入する『灯』だったが……。  冒頭で、ジビアが、フェンド連邦の諜報機関『ベリアス』に捕まるという展開に「やや」驚く(まぁ4巻冒頭でも、ティアが捕まっていたので、「えっ、また?」という既視感は若干あった)。とはいえ、そこからは「騙し騙され」の怒濤の展開に、興奮する。  合間合間に『鳳』と『灯』の蜜月の日々が挿入され、今は亡き彼らが偲ばれる構成に、心が痛んだ。  本巻で「実はあの遺体は、替え玉で、『鳳』は全員生きてました~」という少し手垢の付いた『サプライズ』があるのではないかと一縷の望みを抱いていたのだが、筆者は読者のその期待を予想していたのか、彼らに生存の可能性は一切ないことを執拗に描写しやがりましたよ~。  「止めて、筆者! 読者のライフはゼロよ!」  というぐらいに、心をへし折られて辛かったですな。  そして終盤の「騙し」、グレーテの動向については予想の範囲内でしたが、それ以外は9割方、また騙されましたよ。本巻でもお見事でした。ラストはまさかの展開でしたが、果たしてどうなるのか? 『灯』の仲間にここまでの怪我を負わせておいて、「裏切ったフリでした」はないよね……、でもこの作品ならあるかもしれないし……。とにかく次巻が待ち遠しいです。  一点、気になるのは、中盤でアネットが、フェンド連邦のダリン皇太子のニュース映像を見て、「このおじさん、気になります」と言って、外出してしまう場面。何が気になったのかが、本巻では遂に明かされないことが、気になる。この後、ダリン皇太子は暗殺されてしまうのだが、まさかアネットが犯人ってことはないだろうし……。ダリン皇太子に何かしら裏の顔でもあったのを、アネットが看破したのか? この未解決の伏線が、次巻の展開を左右しそうな気がするのだが、どうだろうか? 重ねて言う。次巻が待ち遠しい。

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2021/11/05

前巻のラストからずっと気になっていた今巻は、十分過ぎるほど期待に応えてくれた内容でした。 鳳と灯火の関係がとても深く掘り下げられていたり、表紙のジビアの事だったり、とても面白かったです。 また、今回も衝撃的なラストなので次巻が楽しみです。

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2021/10/29

またもやすっかり騙されてしまったなぁ…… 前巻のエピローグを読んで、そして翠蝶の発言を見て、この巻で起きるだろう物語を決めつけた上で読んでしまっていたよ。だからこそ、中盤からの逆転劇には驚かされ、痺れてしまう! 今回の舞台となったフェンド連邦はスパイの強豪でありつつ、王室を戴...

またもやすっかり騙されてしまったなぁ…… 前巻のエピローグを読んで、そして翠蝶の発言を見て、この巻で起きるだろう物語を決めつけた上で読んでしまっていたよ。だからこそ、中盤からの逆転劇には驚かされ、痺れてしまう! 今回の舞台となったフェンド連邦はスパイの強豪でありつつ、王室を戴いている為に特殊事情が存在するね スパイとして国を守り奉仕する。それはディン共和国においても同じなのだけど、フェンドにおいては王室への忠誠心が存在することで国を守るだけでなく、王室への奉仕も重要な意味を持つ構造になっているね それがこの巻では対立する『ベリアル』の特色となっているように感じられた 導入部は突如崩壊した『鳳』の顛末を知るための行動から始まっているね。『灯』としては唯一生き残ったランを探し出したい。けれど『鳳』に皇太子暗殺の容疑が掛かっていれば『ベリアル』にとってランこそ最も怪しい人物だから拘束したい 探す目標そのものは同じだから行動を共にしなければならないけど、目的は違うから互いを疑い続ける。これまでとは一味違ったスパイ戦が展開されているね ランから真実を聞き取り『鳳』の無念を晴らす為にはフェンドとのスパイ戦を勝ち抜かなければならない。その戦いの中で『鳳』から学んだスパイ技術が活きていると判る描写の数々は良いね 『鳳』と衝突した際には彼らの技術の高さに驚かされ、そして打ち負かされる部分が多かった。それは『鳳』の持っているスパイ技術が『灯』の持っていないものばかりだったからね でも、戦いの後には互いを認めあった。それはライバルとしての意味合いが強かったのだけど、だからこそ『鳳』としては基礎が伴っていない『灯』を成長させなければという想いが強かったようで そして、『鳳』が『灯』に授けた技術によって不利な状況を覆す不死鳥のような活躍を見せ始める後半部には本当に痺れてしまう 状況が反転していく契機として描かれたクラウスの「許すはずがないだろう」との発言は印象的だった。普段は何を考えているかよく判らない部分も多い優秀なスパイの彼。でも、その根底にあるのは家族愛なんだよね。かつて『焔』を失い『灯』を新たな家族と定め、そして『鳳』を優秀な後進者と感じていた。そんな彼だからこそ、『鳳』を無残に陥れた奴らを許さない これは、この巻で表紙になっているジビアにも通じる感情なんだよね。暴力に塗れた世界で大切な家族を守り抜こうとしたジビアは今や『灯』を新たな家族と感じている。そしてジビアは似たようなものを『鳳』相手にも感じていただろうね かつて失って、そしてもう誰にも奪わせないと思っていたのにまたしても奪われてしまった。だからこそ、奪った者の非道を許せないし復讐を要する。二人はその点で結びついている。それが最終的に『ベリアル』すら驚かせる最強のコンビネーションを生む源に成っていたのだろうね そして、無事に復讐は完遂された……と思わせたエピローグで新たな疑惑と問題が幾つも噴出する構図は凄まじいね フェンドでの出来事は『鳳』壊滅が中心かと思っていた。でも、それはもっと大きな問題の一端だったようで 『鳳』だけでなく『焔』壊滅にも関係しているかもしれないフェンドの闇。そして『灯』と『蛇』それぞれが用意していた必殺の策。現時点では『蛇』の方が優勢であるように見えるけれど、クラウスはこれ以上奪わせない為にどのような手を打っているのだろうか?そしてその中でスパイ少女たちはどのような活躍と成長を見せるのだろうか?

Posted byブクログ

2021/10/24

いつも続きが気になる展開で幕を引くスパイ教室。6巻まで突っ走って読んでしまいました。サブタイトルの通り、今回はジビアがメインのお話。鳳メンバーたちとのクスッと笑える交流もあって、彼らの死が本当に辛い。続きの7巻が早く読みたくてしょうがないです

Posted byブクログ

2021/10/06

面白かった。前作『スパイ教室05』からの続きで、鳳がどうなったかという話。今作のメインはジビアだったが、他のメンバーもとてもいい働き。やっぱり面白いねぇ、最後に次どうなるん?!っていうチラ見せベイトも良い感じ。早く続きが読みたい。

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