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稲盛と永守 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2023/05/28

日本を代表する偉大な経営者の主に類似点をあげて進むべき道を説く・・・との趣旨であると理解したもののやや期待外れだった。両名の経営手法の比較には中途半端であり、人生観・生き様を徹底的に比較・分析している訳でもない。多くは両名がこれまでに発信してきた著作やインタビューの引用であること...

日本を代表する偉大な経営者の主に類似点をあげて進むべき道を説く・・・との趣旨であると理解したもののやや期待外れだった。両名の経営手法の比較には中途半端であり、人生観・生き様を徹底的に比較・分析している訳でもない。多くは両名がこれまでに発信してきた著作やインタビューの引用であること、章立て・構成にも冗長感があり本書から著者のメッセージはよく分からず残念な印象をもった。

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2023/01/09

P112 「両利きの経営」;スタンフォード大学のチャールズ・オライリー教授 既存事業の深堀りと新規事業の探索を別々にやったから、失敗した。 既存事業の周りを掘り尽くす(ずらす)ことで、その企業ならでのイノベーションのアイデアが生まれ、新たな事業が育つ。既存事業から離れたところで、...

P112 「両利きの経営」;スタンフォード大学のチャールズ・オライリー教授 既存事業の深堀りと新規事業の探索を別々にやったから、失敗した。 既存事業の周りを掘り尽くす(ずらす)ことで、その企業ならでのイノベーションのアイデアが生まれ、新たな事業が育つ。既存事業から離れたところで、いくら薄っぺらな探索をしても、スケール感のある新規事業など生まれようがない。

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2023/11/30

「怒られて社長室を出ていこうとして振り返ると、必ず社長がニコッとして『ありがとうね』と言っている。その姿を見ただけで嫌なことが全部消えてしまう」 パワハラだとかなんだかんだと厳しい世の中でも部下がこう語るのには、そこに相手に対する愛や期待があるか、そしてそれが本人に伝わっている...

「怒られて社長室を出ていこうとして振り返ると、必ず社長がニコッとして『ありがとうね』と言っている。その姿を見ただけで嫌なことが全部消えてしまう」 パワハラだとかなんだかんだと厳しい世の中でも部下がこう語るのには、そこに相手に対する愛や期待があるか、そしてそれが本人に伝わっているかどうか、また指摘する側も本気で熱意を持って向き合っているか次第ではないかと思う。理不尽に嫌いで言っているわけではないよ、と。何よりも、努力してくれていることに対する感謝の言葉も忘れてはいけないと思うのです。 京都を代表するカリスマ経営者である稲盛和夫氏と永守重信氏の経営を紐解く1冊。人生、共通点「MORI: Mindful(志を大切にする). Objective-driven and Results-oriented(目標と結果にこだわる). Inspire!(人を動かす)」、経営モデル、名言・ポリシーなどなど、先日読んだ【Harvard Business Review PURPOSE】に通じるところも。 「バーチャル(Cyber)がリアル(Physical)と融合するCPS(Cyber Physical System)と呼ばれる世界では、リアルに強い日本企業に活躍のチャンスが訪れる」と語る著者。故に日本企業の現状にも警鐘を鳴らす。日本でも有名な「両利きの経営」への痛烈な批判もその1つ。2人への想いが強すぎて、ちょっと圧倒されるけれど、多くの人が見失いかけている大事なことを教えてくれる1冊だと思います。

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2022/04/10

少しもやっとした後味。 経営者として一流の人材と凡人を比較してしまっているような錯覚に陥る。能力差はそんな人ないと信じたいところだが、実際は大変にあるだろう。

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2022/03/06

稲森氏と永守氏の共通点から、人生・経営の本質、成功の方程式を探る一冊。 稲森氏と永守氏の著書を深く読み込んでこそ、理解が深まり、インサイトを得られる気がする。

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2022/01/29

【稲盛和夫と永守重信】 言わずと知れた京都発の世界的企業の経営者の二人の本質に迫った著書です。 二人に共通するのは、一意専心の心構え、そこにはニーチェの『汝の足下を掘れ、そこに泉あり』、専門分野をさらに深く掘り進めることによって新たな鉱脈を掘り出し、業容を拡大していく、このよう...

【稲盛和夫と永守重信】 言わずと知れた京都発の世界的企業の経営者の二人の本質に迫った著書です。 二人に共通するのは、一意専心の心構え、そこにはニーチェの『汝の足下を掘れ、そこに泉あり』、専門分野をさらに深く掘り進めることによって新たな鉱脈を掘り出し、業容を拡大していく、このような基本を大切にしていることが理解できます。 また二人は中村天風の思想的影響を受けていることも共通しており、経営者としてブレのない力となっていることは、私たちビジネスパーソンにも見習うべきものだと思いました。 稲盛和夫さん90歳、永守重信さん77歳。 これからの日本、まだまだ牽引してもらいたいです。

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2022/01/01

同じ京都で、世界的企業を作られた2人を並べながら、共通する考え方などを整理されているのは助かるが、それぞれ共通なところを書いているだけでは?2人の人生をこの厚さにはできないのでは?という疑問も生まれる。稲盛さん、永守さんについてそれぞれの本を読んでも、共通する、長期的なビジョンと...

同じ京都で、世界的企業を作られた2人を並べながら、共通する考え方などを整理されているのは助かるが、それぞれ共通なところを書いているだけでは?2人の人生をこの厚さにはできないのでは?という疑問も生まれる。稲盛さん、永守さんについてそれぞれの本を読んでも、共通する、長期的なビジョンと短期的なマイクロマネジメントは、あえて整理されなくても似てるな、と感じれるところだと思う。

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2021/11/23

盛和塾は2019年末に解散。世界中で100塾を超え、塾生は15000人。 永守「脱皮しない蛇は死ぬ」 グローバルスタンダード病。グローバルスタンダードは存在しない。 神社では、業績のお願いをしない。自分の決意を伝える。 両利きの経営は失策。 稲盛のバックボーンはフィロソフィーと...

盛和塾は2019年末に解散。世界中で100塾を超え、塾生は15000人。 永守「脱皮しない蛇は死ぬ」 グローバルスタンダード病。グローバルスタンダードは存在しない。 神社では、業績のお願いをしない。自分の決意を伝える。 両利きの経営は失策。 稲盛のバックボーンはフィロソフィーとアメーバ経営。 自律的に組織が動く。 永守は夢とロマン。情熱、熱意、執念、 千切り経営=問題を小さく切りき刻む 井戸掘り経営=井戸の水は汲めば汲むほど新しい水が湧き出る。 ミッション(使命)から、パーパス(志命)経営。 ミッション、ビジョン、バリュー、からパーパス、ドリーム、ビリーフ。 厳しさの中にこそ愛情がある。 sdgsの18枚目のカードは、共感、感動。

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2021/11/21

筆者の意見には正直賛同できない部分もあったが、純粋に稲盛さんと永守さんの経営哲学をわかりやすく学ぶことができた。

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2021/10/05

終章にある「日本はグローバルスタンダードという卑屈な幻想を追い求めて、失われた30年間を迷走し続けた」という一文が著者の問題意識であろう。 グローバルスタンダード、SDGsなどの流行には見向きもせず、圧倒的な成長を果たした二人の経営者の比較論。比較論であり、深度にかける嫌いがある...

終章にある「日本はグローバルスタンダードという卑屈な幻想を追い求めて、失われた30年間を迷走し続けた」という一文が著者の問題意識であろう。 グローバルスタンダード、SDGsなどの流行には見向きもせず、圧倒的な成長を果たした二人の経営者の比較論。比較論であり、深度にかける嫌いがあるように思うので、稲盛氏・永守氏の著書へ導入として読むことを勧めたい。

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