妖琦庵夜話 ラスト・シーン の商品レビュー
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美しい結末でした。こう終わるのか…伊織の決断が強くて優しい。でもちょっとグロいのと、今までの物語の終着点がここなのかと思うと伊織の自己犠牲が大き過ぎて悲しくなって読み返せてません…今後ほっこり話とか後日談とかが出てもう少し気持ちが落ち着いたらじっくり読みたいです。。
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終わってしまった(/ _ ; ) よかった…ホントよかった… もうラストのシーンが明日美子先生の美しい絵で脳内駆け巡りました\(//∇//)\ 青目がどうなったか…読者の思うようにどうぞな終わりかた? 番外編?後日談?なんでもいい楽しみです♪ もう☆5つしかないのが残念...
終わってしまった(/ _ ; ) よかった…ホントよかった… もうラストのシーンが明日美子先生の美しい絵で脳内駆け巡りました\(//∇//)\ 青目がどうなったか…読者の思うようにどうぞな終わりかた? 番外編?後日談?なんでもいい楽しみです♪ もう☆5つしかないのが残念です笑
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シリーズ9作目。前作で脇坂さんと夷さんが負傷し、緊迫した状況のまま始まった今作。 2人とも命に別状はないものの、重苦しい雰囲気が漂うなか、鵺から伊織にある“ゲーム”が持ち掛けられる。 シリーズ開始から10年余りでついに完結。 兄伊織に執着する青目が、兄の気を引きたいがために事件...
シリーズ9作目。前作で脇坂さんと夷さんが負傷し、緊迫した状況のまま始まった今作。 2人とも命に別状はないものの、重苦しい雰囲気が漂うなか、鵺から伊織にある“ゲーム”が持ち掛けられる。 シリーズ開始から10年余りでついに完結。 兄伊織に執着する青目が、兄の気を引きたいがために事件を引き起こす、という構図が定番となっていたけれど、作を追うごとに、青目の過去を知るごとに、青目をただ悪と思えなくなってきていた。その思いは、鵺の登場によって、ますます顕著になる。 やっぱり最後まで伊織は真っ直ぐで優しくて強い人だった。”家族”である夷さんやマメのことはもちろん、たくさんの人を傷つけ殺してきた青目のことも、弟として放ってはおけなくて、自分一人で背負ってしまうところが、痛々しくて哀しい。 ここ数作、重い話が多かったので、“本編完結”という言葉を信じて、次はほのぼのとした妖奇庵の面々の話に期待したい。
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終わってしまった! なんて壮絶な物語だったのだろう。 読んでいて結構痛いし、グロい部分もあるんだけど伊織の柔らかいはんなりとした口調と、脇坂のキャラのおかけで、それを感じさせない。 登場人物がみな、それぞれ魅力を持っていて何度も読んでも飽きない。 あれだけ恐ろしい青目でさえ、鵺と...
終わってしまった! なんて壮絶な物語だったのだろう。 読んでいて結構痛いし、グロい部分もあるんだけど伊織の柔らかいはんなりとした口調と、脇坂のキャラのおかけで、それを感じさせない。 登場人物がみな、それぞれ魅力を持っていて何度も読んでも飽きない。 あれだけ恐ろしい青目でさえ、鵺と比べると可愛く思えるほどだ。 青目にはバックグラウンドもあるし、伊織への執着もなんだか切ないんだけど、鵺は根っからの怪物だった。 ハッピーエンドで良かった。
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