1,800円以上の注文で送料無料

恋文屋さんのごほうび酒 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Tさんのおすすめ。 代書屋の手毬は、恋文の内容を考えて書き、 恋を実らせたり、 吉原で花魁たちの間にはさまれているが、 自分はひとり酒。 店主の友蔵は手毬に言い寄っているような、いないような。 人も死なないし、お話自体はたわいないが、 手毬の呑みっぷりがよくて、 なんだか吞みたくなった。

Posted byブクログ

2021/10/09

この神楽坂淳さんのシリーズは ほとんどが軽妙でのほほんとした雰囲気に包まれている。 この最新刊。今までのシリーズの中でかなりいい線かも。 「うちの旦那があまちゃんで」シリーズが長く続いているが、中に出てくる江戸のレシピがどんどん充実している。 そして、この最新刊。 代筆屋で、特...

この神楽坂淳さんのシリーズは ほとんどが軽妙でのほほんとした雰囲気に包まれている。 この最新刊。今までのシリーズの中でかなりいい線かも。 「うちの旦那があまちゃんで」シリーズが長く続いているが、中に出てくる江戸のレシピがどんどん充実している。 そして、この最新刊。 代筆屋で、特に恋文を書かせたら、成就する確率が高く、評判で売れっ子の手毬。 代筆屋の主人は、独身の友蔵。 売れっ子だから手毬は一人でも生活に困らない収入がある。 なので大好きなお酒と食事はほとんどが外食に。 この本の中で紹介されているレシピたち。 お酒によく合う料理が多い。 江戸のお酒の飲み方や、種類、合わせた料理。 店もいろんな個性ある店が、屋台から店舗まである。 時には花魁からの代筆を頼まれ、吉原の中にも。 代筆屋として誇りを持っている手毬は、使う墨や筆も、客に合わせて個性豊かに使い分けする。 墨の香りまでの凝りようだ。 シリーズ化されるとお気に入りになりそうな本だった。

Posted byブクログ