月に3冊、読んでみる？ の商品レビュー

酒井順子(著者)

2024/05/24

シンプルにお題に沿った本が紹介されるのでまとまりもいいし興味関心のある所は刺さるのではないか。
当たり前と言えば当たり前だがJASRACのように著者が全部の本を網羅しているわけではないため著者の恣意的な要素が入るのは仕方がない。

2023/11/13

書店で手にとっては見たものの、何となくピンとこず書棚に戻し、この度図書館で再見したから読んでみることに。この文章量で3冊を取り上げるっていう設定が、そもそも無理があるということか。書評って、エゴ丸出しでもそれは困るけど、適度に主観も入っていないと、何とも無機質な、ただ内容を紹介しただけのものになってしまう。そして本書には、そんな印象を持ってしまったのでした。当然グッとくる部分は少なく、ピックアップ作品もほぼ皆無という結果に…。残念。

2023/05/25

レビューを書くのを忘れていた。生活クラブの書評で見て読んだ本。3冊の取り合わせがおもしろいということだったが、それぞれに対する説明があまりに短くて物足りなかった。

2022/08/16

著者にエッセイは（わたしにとっては）当たり外れがあり、今回は当たりの方。
既読の本も多く楽しく読了。

2022/05/26

今は読みたい本がたくさんありすぎて次から次へとこなしていく読書になってしまっているが、大学生の頃は本書の「はじめに」にもあるような連鎖していく読書をしてたなと懐かしく思い出した（またそんな読書をする余裕を持ちたい）。見開きで3冊紹介するため、各書籍へのコメントは少なめ。三宅香帆『人生おたすけ処方本』『（読んだふりしたけど）ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』とかと比べるとちょっと物足りないかな。たぶんターゲット層が違うのだと思うけれど。願わくば、紹介された本のリストが巻末にでも欲しかった。

2022/02/11

新聞読書面に月一連載された書評を選り抜き、まとめて書籍化したもの。10のテーマ、279冊が紹介されている。この内、35冊を読みたいと思い記録。読みたい本が手元に沢山あるのに、書評を好んで読んでしまうのは、"本"そのものがつくづく好きなんだ、と改めて思い知らされた感じ。
細かい文字の本書だが、著者の文章が軽快でサクサク読めた。

2021/10/30

東京新聞に毎月１回連載の「3冊の本棚」、ひとつのテーマにそった本を紹介する書評集。短い文の中にも光るセンス。

エッセイストとして活躍する筆者。本を読みエッセンスを掴むセンスが抜群。どの本も手に取ってみたくなる。積ん読必至。