ミセス・クロウコムに学ぶヴィクトリア朝クッキング の商品レビュー
イギリスの食卓を支えるコックは大変だったんだろうなぁと思わせるレシピ帳 不味くても叱責されないかわりに、称賛もされない とはいえ眺めるだけでも恐ろしい料理の数々が並びます。
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内容の豊富さ、詳しさもさることながら、スタッフの人達が本当に楽しんであの動画を作り上げている事がとても伝わってきました。 動画ではいまひとつはっきりしなかった、「ガトー・ド・ポムをどうやって食べるのか」が分かって良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある日、ボブ・ストライドという男性が一族の所持品整理をしていたら、1880年代にオードリー・エンド・ハウスというカントリーハウスで働いていた料理人、ミセス・クロウコムのノートが見つかったのがこの本ができたきっかけ。youtubeから始まって人気が出て本が作られるなんてイギリスもyoutubeが強いんですね。 食べてみたいと思った料理 ・にせ海亀のスープ 材料に「仔牛の頭一頭分」と書かれています。いやーすごいなぁ。 ・りんごのハリネズミ かわいい。綺麗に作れたらとてもインスタ映えしそうです。 ・カレー 見た目はお米にカレー味の肉炒めを載せた感じ。美味しそうです。 (私は)食べるのが無理かな?という料理 ・白鳥のロースト あっ白鳥を食べるんだ…というのが率直な気持ちです。 ・トースト・ウォーター 焼いたトーストを水で煮て濾して冷まします。雰囲気としては蕎麦湯みたいな感じでしょうか? ・脳のケーキ(羊の脳のコロッケ) 材料、羊の脳6つ。濃厚でクリーミーだそうです。 エイヴィス・クロウコムはこのノートに市販の本のレシピを写したりもしていてまさに当時の料理を知るにはうってつけの一冊。オードリー・エンド・ハウスの歴史(これがなかなか面白い)や当時の召使事情なども書かれています。 このノートが見つかる前から、歴史解説員さんがオードリー・エンドでミセス・クロウコムを演じるイベントを行っていて、イギリスは歴史保全に力を入れてるんだなぁという印象も持ちました。 本書の内容の動画 https://www.youtube.com/playlist?list=PLx2QMoA1Th9deXXbo7htq21CUPqEPPGuc
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