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自壊するメディア の商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2023/06/20

望月衣塑子と五百旗頭幸男による対談本。 現状のメディアがいかに政権寄りかということがよく分かった。

Posted byブクログ

2022/08/30

ロマン主義の活動家という印象を拭えない内容でした。前半はまだ文章の程をなしてましたが、悪口レベルの単語が多く、同じ会話構造をぐるぐる回る後半はちょっと疲れてしまいました。 トピック自体は大事なところと思うのですが、民衆不在、議論不在の闘争という印象は否めないです。闘争が自己目的化...

ロマン主義の活動家という印象を拭えない内容でした。前半はまだ文章の程をなしてましたが、悪口レベルの単語が多く、同じ会話構造をぐるぐる回る後半はちょっと疲れてしまいました。 トピック自体は大事なところと思うのですが、民衆不在、議論不在の闘争という印象は否めないです。闘争が自己目的化している様子、左派右派共にノリで大衆に訴えるスタンスはあまりに無益に思ってしまいます。 政治側に多くの問題があるのは確かなのですが…いち民衆としては生の声とか、名刺交換したからとかよりは、調査内容と議論の深さで頑張ってもらいたいです。でも色々なスタンスがあっても良いのかな、とも思いますが。

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2022/07/09

世の中の出来事は きちんと とらえておきたい その時に 頼りになるものは 自分の目 自分の耳 自分の頭 自分の足 それらが きちんと  とらえるモノを 自分の糧にしていきたい 望月衣塑子さん 五百旗頭幸男さん 頼りにしているお人です

Posted byブクログ

2022/02/06

この新書が発刊された当時の日本政権の暗部、そして機能を失ってしまった大手メディアの問題について分かりやすく書かれている。一人でも多くの人がこのような事実を理解し、政治に対して意識を持つことが大切と感じる。

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2021/10/13

《正しいと思うことを伝える》  与党から煙たがれている東京新聞の記者である望月氏、映画「はりぼて」で恥ずかしい議員たちの愚行で笑わしてくれた五百旗頭氏。  二人の共通点は、権力者たちに「にへらにへら」と媚びを売らず、正しいと思うことを発信し続けていることである。自分より権力や金...

《正しいと思うことを伝える》  与党から煙たがれている東京新聞の記者である望月氏、映画「はりぼて」で恥ずかしい議員たちの愚行で笑わしてくれた五百旗頭氏。  二人の共通点は、権力者たちに「にへらにへら」と媚びを売らず、正しいと思うことを発信し続けていることである。自分より権力や金を持っている者たちを、突き上げてなんぼという姿勢は大いに学びたい。  「言う側より、言われるヤツ」が悪い、日頃ニュースを見ていてそう思う。悪いことをするから言われるのであって、悪いことを問題視し伝える側は「正義」である。

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2021/10/04

 毎朝新聞を読むから消えてもらうと困る。  かといって、マスメディアの思想を世に伝えたり、一日の会話にも不要なクッソどうでもいい記事に目を通すほどヒマでもない。  何もフィルターを通さない統計のごとき記事を垂れ流してくれれば、引っかかる記事はこちらから掬って読むとする。  そんな...

 毎朝新聞を読むから消えてもらうと困る。  かといって、マスメディアの思想を世に伝えたり、一日の会話にも不要なクッソどうでもいい記事に目を通すほどヒマでもない。  何もフィルターを通さない統計のごとき記事を垂れ流してくれれば、引っかかる記事はこちらから掬って読むとする。  そんなスタンスで日経新聞だけ、この10年ほど購読している。 (但し、日経は東証一部上場企業とか経団連の太鼓持ちなのは間違いない)  さて、本書を手に取ったのは、ドキュメンタリー映画「はりぼて」の監督兼記者の共著だからだ。  「はりぼて」は富山県議会の不正使用金を追ったものだが、喜劇のようで笑えない。    昨今の政治劇見たく、権力者が強権的に質問に答えない態度はムカつく。  一周回ってひと昔前の小泉純一郎時代の劇場型政治は、何も答えずにはぐらかす割には面白みがあった。  今の政治は面白みもない。  ゆえに、見ていてつまらず関心もない。  質問をぶつけて、答えがないのに、なぜ問いを引っ込めるのか。  それが仕事なのではないのか。  自ら忖度するメディアの在り方は自己存在否定ではないか。

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2021/09/16

映画の原案ともなった『新聞記者』の著者で、記者会見においても歯に衣を着せぬ質問をする記者望月衣塑子の第1章。 「現状に慣らされないこと。些細な違和感を受け流さないこと。多様な視点を提示すること」を基本として、体制に阿ないドキュメンタリーを制作している映画監督五百旗頭幸男の第2章。...

映画の原案ともなった『新聞記者』の著者で、記者会見においても歯に衣を着せぬ質問をする記者望月衣塑子の第1章。 「現状に慣らされないこと。些細な違和感を受け流さないこと。多様な視点を提示すること」を基本として、体制に阿ないドキュメンタリーを制作している映画監督五百旗頭幸男の第2章。 さらに、第3章第4章でこの二人が対談する構成の共著。 望月の、権力維持を目的とした政府や恫喝手法による政治の実態の論述。五百旗頭のドキュメンタリーや映画への一貫した姿勢。 さらに、彼らが属するメディアへの危惧や批判は、読んでいて小気味良い感を覚える。 ただ、「てにをは」その他、校正を素通りしたかのような不備な個所がいくつか散見され、興醒めしてしまうのは残念。

Posted byブクログ