彼方への挑戦 の商品レビュー
2022/09/05 マスターズ優勝した松山選手の本。 ゴルフを始めた幼少期の頃からPGAツアーまでを振り返っての内容が書かれている。 部活時間が限定的だった学生の頃から、限られた時間の中で何ができるかを常に考えて行動してきたというところがかっこいいと思った。 目標を定めて、目...
2022/09/05 マスターズ優勝した松山選手の本。 ゴルフを始めた幼少期の頃からPGAツアーまでを振り返っての内容が書かれている。 部活時間が限定的だった学生の頃から、限られた時間の中で何ができるかを常に考えて行動してきたというところがかっこいいと思った。 目標を定めて、目標に向かって打ち込む意思の強さ、行動力が凄い。 ツアー中の大会ごとの気持ちとか、プロゴルファーとして職場の確保のためにどうすれば良いか考えるかとか、プロはそういうことを考えているのかということも本の中で知れた。 優勝したマスターズの大会の様子や気持ちを綴ったところは、テレビでみてたシーンを思い出しながらまた感動。 大会後の帰国の飛行機の中で、日本の盛り上がりや労いの言葉を受けて泣いた松山選手の気持ちを想像して泣けた。 これまでの計り知れない努力が実って、日本中の期待も背負って、マスターズに優勝できたこと、本当におめでとうと思う。 才能は有限、努力は無限 自分を律して努力を続けることは、本当に強い意思と行動力が必要で、難しいけど、成功を手にするためにこんなにも努力を続けてきた松山選手の姿に、自分自身も頑張らなきゃと思わせてくれた。
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ゴルフはやらないし、興味もそんなにないが、一気に読んだ。 ライターの力を借りたと潔いのも好感持てた。
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自伝的なもので私生活なども交えた 今までのことがかかれた本かと 思っていたけど、マスターズ優勝までの 道のりを描いた本だった。 私がゴルフを知らなさすぎて、理解できない 箇所もあったけど、 “今の自分は、一つひとつの経験を 通してでしかつくられない” “うまくいかないから、う...
自伝的なもので私生活なども交えた 今までのことがかかれた本かと 思っていたけど、マスターズ優勝までの 道のりを描いた本だった。 私がゴルフを知らなさすぎて、理解できない 箇所もあったけど、 “今の自分は、一つひとつの経験を 通してでしかつくられない” “うまくいかないから、うまくいった 時が楽しい。うまくいかないから、 うまくいったときを想像する。なぜ、 うまくいかないかを考え、それを 突きつめるのが楽しい。” という文章が印象に残った。 本の最初に、印象的な写真が何枚も あって、それがとてもよい。
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才能は有限・努力は無限という言葉が印象的だった。 やるべき事をいかにやり尽くしてるかどうかという点が特徴的。
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ゴルフってスポーツ?て言ったら怒られるかもしれないが、なんか私の中では、曖昧。 そんな私でも名前ぐらいは知っている、松山英樹。 ほとんどのアスリートたちと同じく、4歳からゴルフを始め、小学2年生で競技に出場という、恵まれた環境で育つ。 いっつも思うことだけれど、環境もだけれど、周...
ゴルフってスポーツ?て言ったら怒られるかもしれないが、なんか私の中では、曖昧。 そんな私でも名前ぐらいは知っている、松山英樹。 ほとんどのアスリートたちと同じく、4歳からゴルフを始め、小学2年生で競技に出場という、恵まれた環境で育つ。 いっつも思うことだけれど、環境もだけれど、周りの大人、特に親の影響は大変なものだなと。 父親に連れられて出かけるゴルフ場で、青木功に声をかけられたり、中嶋常幸のプレイを間近で見たりって、なかなかできない体験だと思う。 そういう環境というか基盤があって、だけれど、そこからは日々の努力と練習の積み重ねで、今の松山英樹がある。 その結果の本年度2021年、マスターズ、4大メジャー大会初制覇だ。 日本人男子初の快挙だそうだ。 それのすごさってきっと私が思っているよりすごいことなんだろう。 「俺ばっかりに期待するなよ」プレッシャーに押しつぶされそうになった時、松山は思った。 別にメジャーに勝たなくても、他の試合で勝ち続けていればゴルフは続けていける、賞金もそれなりにあるだろうし(これは私が思っている)この試合だって俺の試合であって負けたら負けの記録が残るだけだ、放っておいてくれ。 「でもここで変えなくちゃいけない」日本の男子ゴルファーがメジャーで勝てない歴史を終わらせなくてはならない。と奮起したって、かっこよすぎる。 でも勝敗が決まる最終日の細かい描写は、ゴルフを知らないものでも手に汗を握る。握った。トップで回る追われる立場の危うさ、その緊張感たるや、息をつめて読み終えた。 好きだから続けてこられたといってしまえば簡単だが、その年月に積み重ねてきた努力と、練習その他いろいろ、やっぱり偉業を成し遂げる人はすごい。
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大好きなJリーガーの方のオススメだったので読みました。 ゴルフ見ないので用語がわかりませんが試合中考えてらっしゃることなどがよくわかり、サッカー選手とも共通する所があるのかなと思いました。 ただ写真、文章含めて松山選手がなんだか怖そうな方という印象、、、よく知らずにすみません
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インタビューもぶっきらぼうでコメントもいまいち 正直薄っぺらい本だと思っていた 開けてびっくり字がぎっしり。 やっぱり色々考えがあっての行動なんだと思った。 毎週のようにPGAを観てますが、自分を信じる力は半端ではないと感じる オーガスタの18番 奥からのアプローチ 絶対寄らな...
インタビューもぶっきらぼうでコメントもいまいち 正直薄っぺらい本だと思っていた 開けてびっくり字がぎっしり。 やっぱり色々考えがあっての行動なんだと思った。 毎週のようにPGAを観てますが、自分を信じる力は半端ではないと感じる オーガスタの18番 奥からのアプローチ 絶対寄らないのに雨降ったからこの打ち方なら寄る! と言い切ってた。ところ 私なら寄らない。事しか考えないだろう 切り替えも早い! 即実行! 人間は前もって決めた事を変えるのは苦手だと思う でも信じて柔軟に対応出来る強さを感じる。
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かなり読み応えがありました。 松山英樹ファンなら「これは聞いてみたい」という内容について、しっかりと書いてくれています。また、様々なプロゴルファーとのエピソードも小話的に盛り込まれていて面白いです。 どんなに上手くいかない状況であっても、そこから必ず何かを学ぼうとする姿勢、成...
かなり読み応えがありました。 松山英樹ファンなら「これは聞いてみたい」という内容について、しっかりと書いてくれています。また、様々なプロゴルファーとのエピソードも小話的に盛り込まれていて面白いです。 どんなに上手くいかない状況であっても、そこから必ず何かを学ぼうとする姿勢、成長につなげていこうとする姿勢は見習いたいと思います。
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松山英樹のプロデビュー以来、ずっと応援して来ました。彼の優勝した試合だけでなく、ベスト10に入った試合は、録画して、ビデオに残しています。 そんな私でも、知らないエピソードが沢山書いてありました。直向きにゴルフに打ち込む姿勢、周りを支えるスタッフとの関係、ついにマスターズに優勝し...
松山英樹のプロデビュー以来、ずっと応援して来ました。彼の優勝した試合だけでなく、ベスト10に入った試合は、録画して、ビデオに残しています。 そんな私でも、知らないエピソードが沢山書いてありました。直向きにゴルフに打ち込む姿勢、周りを支えるスタッフとの関係、ついにマスターズに優勝した場面では、目頭が熱くなりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なにはともあれ、わたしはゴルフが好きだ。 石川遼のPGA挑戦から、松山英樹の挑戦 しぶこの全英優勝とここ10年弱、ずっとゴルフ中継を見てきた。 特に、松山くんのPGA参戦はずっとテレビでおっかけてきた。 その1試合、1試合の場面が思い浮かび 「あーあのとき、こんなことを考えていたんだー」 「そうか!、全然自分では納得してなかったんだな」 と、テレビの中継映像だけでは分かりようもない彼の努力と葛藤の日々がこの本には綴られている。 たぶん、世間一般のゴルフファンが松山くんに抱くイメージとは 「無骨でストイックで、無愛想なプロゴルファー」くらいで わたしもそんな認識で、世界最高峰で戦う強いゴルファーとしての松山英樹を応援していたし、 いつかはメジャーで勝ってくれるだろうと勝手に期待していた。 この本を拝読して、松山くんの人となりがとても鮮明に上手に一人称で描かれていて、 読みやすい構成のおかげもあり、人間松山英樹が大好きになった。 これは、1人の青年の壮大な成長叙事詩だ! 大好きなゴルフへの探究心と向上心。 大きな目標への、たゆまぬ努力。 それでも彼はさまざまな困難にぶち当たる。 その度に自分自身と向き合って克服してみせる。 もちろんその時々に素晴らしい出会いがあり、整った環境があったことも本書にはきちんと彼の言葉で綴られている。 2013年からずっと不調だったこと。 マスターズ間際まで噛み合っていなかったこと。 自分にも他人にも厳しく、周りに当たり散らしていたこと。 さらには世間の無責任な期待を背負わされながら、挑んだ今年のマスターズ。 結果、松山英樹は栄冠を手にする。 自ら自分のなさけないところ、足りないところを認めた上で、掴んだ栄光の物語を涕涙しないで読み続けることは不可能なのである。 マスターズに向けて、怒るのをやめて挑んだこと。 8番と9番ホールの間で 「俺ばっかりに期待するな」 「放っておいてくれ」 という気持ちをかなぐり捨てて 「ここで変えなくちゃいけない」 「こんな思いを自分以外に背負わせちゃいけない」と シフトチェンジできたこと。 ただただゴルフが上手くなりたかった松山少年。 アマチュアでその地を踏んだ2011年のマスターズ。 石川遼とのこと。 数々の勝利した試合での一コマ一コマ。 ただただ上手くなりたい、誰よりも強くなりたかったプロゴルファー松山英樹。 一心不乱に大好きなゴルフ道に邁進する彼の姿に 羨ましくもあり、ちょっとした嫉妬心を抱きながらも 彼が考えるプロゴルファーのありかた、 彼が 目指したい先のビジョンが明確に示されたラストに 安堵と幸福感で満たされた読了でした。 まだまだ続くであろうプロゴルファー松山英樹の行末をこれからも応援したい。
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