ゾンビハムスターねずこ の商品レビュー
私が子供を産んだ時に、「子育てでは命の大切さを何度も教えよう」と思っていました。 というのも、それ以前にTVで 『ゲームのように、死んでもまた生き返られると思っている子が増えている』 と話されてるのを見たことがあるから。 そんな馬鹿な‼️と衝撃的で、 『命についてこと...
私が子供を産んだ時に、「子育てでは命の大切さを何度も教えよう」と思っていました。 というのも、それ以前にTVで 『ゲームのように、死んでもまた生き返られると思っている子が増えている』 と話されてるのを見たことがあるから。 そんな馬鹿な‼️と衝撃的で、 『命についてことあるごとに話そう』と決めていました。 通学するようになって、一緒に学校まで歩く中で、命を失った動物に遭遇することが、4月だけでも2回ありました。 1回目はカラスで、お花を添えて、 2回目はサワガニで、埋めてやって、 手を合わせて「南無阿弥陀仏」と言っていました。 6歳まで、ことあるごとに「命」について話していて、心理的な面でのことも、物理的な面でのことも、だいぶ6歳としては理解していると思います。 『埋めてやれば微生物の働きで、栄養になり、また次の命につながる』と、本人も話していました。 (だからカラスを埋めてやれなかったことがちょっと悲しそうだったよ) とはいえ、いろんな面から「命」に触れるチャンスは多い方がいい。 表現の仕方が違うものに触れたりすることで、解釈の豊富さにも繋がると思います。 そんな1つにおすすめしたい本。 ▫️ゾンビハムスターねずこ ねずみの女の子だから〝ねずこ〟と名づけられた一匹のハムスターと、その飼い主だったヒカルくんのお話。 次男4歳は、表紙を見て「ちょっと怖い!」と言ってました。 長男6歳は、1回読んで「面白かった!」と言い、すぐ2回目読みました。 大人なら読み取れるラストの展開は、まだ6歳には読み取れなかったようなんだけど、 人間や動物の寿命について、読んだ後に私に話してきました。 今の理解力でも吸着力があるようで、 何度も何度も読み返してます。 それでいて、「怖くて読みたくなかった…」とも言っていたり。 (弟に読んであげようと、何度も音読していたらしい。初めに「面白かった!」と言ったくせにね
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