時空犯 の商品レビュー

潮谷験(著者)

2024/08/21

初めましての作家さん。
タイムリープもの。ちょっとワクワクしながら読み始めて、なんかちょっと若干名の登場人物たちが、寒い…という表現が合ってるか分からないけど
でも、掴みはばっちり。展開も勢いがあって、え？え？どうなるの?と、読み進めました。
タイムリープって、仕組みとかを考え始めるとすごい複雑になってきて分からなくなるけど、
あぁ、そういう考え?自分だけ戻ってる訳じゃなくて、全体が戻ってるけど……

そして、その後の展開。こちらも引き込まれていきました。

が、あーーー。
半分過ぎたあたりかなぁ。
最初から少し感じていた、分かりやすく悪く言うと「厨二病感」のようなものが…
こういう世界観が、好きだったのは、私がもう少し若かったころかなぁ…

この話がどうとかではなくて、今の私の年齢や性格では楽しめなかったというだけです。

でも、もう一冊、この方の本が手元にあるので読んでみようとは思えています！

2024/07/17

面白かった。好みに合った。
同じ日を繰り返し、時間が巻き戻ると殺された人が生き返る。殺された瞬間のことはわかるけれど、犯人の顔は分からない。うまい設定だと思った。
スケールが大きいクラウドのような、アカシックレコードのような意識体の登場にわくわくした。
こんな小説、もっと読みたい。

2024/04/02

前半はワクワクしたし、くすりと笑えるところもあって面白かった。
ただ犯人が…ミステリとしてはイマイチだった。

2024/03/19

ある一日を繰り返すタイムリープがあるSFチックなミステリー小説。タイムリープが上手く状況を利用して、関係者のなかに犯人がいるという限定的な状況を作ったり、犯人を特定する要素のひとつにしたりしていた。誰が犯人かよりも、なぜ犯行を行ったのかに重きを置かれていてた。すっかり好きな作家になったかも。

2024/02/26

6月1日を１０００回近くも巻き戻され体験しているという情報工学博士から依頼されて1000万円の成功報酬で依頼されたメンバー6人。タイムリープを止められるのか？

2023/10/03

読了直後､　
「宇宙の果てから飛んで来た隕石が､地球に落ちてスマホになるCM」を見て､
「作中に出てくるあの理論は､こういう事なのね」と､納得しました

2023/08/20

私は好き　このくらいのSFが限界なのかもしれない
アニメとか映画向きな軽めの読み味　場回しと読者投影役のおばちゃんが余計そんな感じ　怪しげなおじさんずっと怪しげな有能おじさんでウケる

2023/06/27

タイムリープ×ミステリーもので、どちらかといえばSFの要素の方が強め。
SFの理論が面白かったのと、わりと噛み砕いての説明が多かったのでさくさく読めた！

2023/03/06

自分の中の期待値上げ過ぎたせいかはわからんけど、方向性がわりと違ってて自分には合わなかったな…物語の流れ、動機、トリック、最後のラブストーリー的なのも合わないなぁ…

2023/02/14

記憶されていないが実は今日6/1は1000回近くループしている。その原因を突き止める為に協力して欲しい、と北神博士の下に集められた探偵の姫崎以下8人。博士と同じ様にループが記憶出来る薬を飲み、再びの6/1が始まった矢先、北神博士が殺害される。ループすれば死もなかった事になるので「七回死んだ男」他の様に一人ずつ殺害され、それが推理の元になるのかな？と想像していたらループの原因の方に舵が取られてSF展開に。これは面白かったけど犯人の絞り込み、理論はシンプルで良いがせっかくの特殊設定が活かしきれなかった様に思えた。姫崎と麻緒の恋愛要素軸や大岩のおばちゃん全開振り、解決半年後の締めは好み。