言葉の人生 の商品レビュー
「女心と秋の空」という単語は自分は一生使わないだろう、そもそも女心なんてものは男性側からの一方的な決めつけなので存在しません。のくだり、よかったな。 ピーナツの日めくりカレンダー毎日楽しんでて可愛い。
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世に日本語を論じた本はゴマンとあり、いくつかは確かに傑作である。だが片岡義男のアプローチはそうした本とはやや異なり、「片岡義男を通した日本語」つまり「自分というプリズムから放たれた日本語」を論じているのではないか。これはむろんそのプリズムを信頼していなくてはできないことだ。片岡は...
世に日本語を論じた本はゴマンとあり、いくつかは確かに傑作である。だが片岡義男のアプローチはそうした本とはやや異なり、「片岡義男を通した日本語」つまり「自分というプリズムから放たれた日本語」を論じているのではないか。これはむろんそのプリズムを信頼していなくてはできないことだ。片岡は日本文学の(隠れた?)重鎮かつ大ベテランとしてプリズムからユニークな光を放つ。私自身日本語を母国語として育ちなおかつ英語の魅力に魅せられている者として、彼のセンスの鋭利さには感服するしかない。スノビズムとは無縁の愚直さに敬意を抱く
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高校生の頃、片岡義男の小説をよく読んだ。 久しぶりに氏の本を書店で見て、図書館で借りた。 高かったから。 一言で言えば、日本語の乱れを指摘した本。 共感する箇所も何箇所かあったが、しかし。 途中から斜め読みしてしまった…。
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新しい日本語、懐かしい英語。それらをつなぐ、カタカナ語。絶え間なく生まれ、変化し続ける言葉たちに驚いたり、楽しんだり、考えこんだり、時々ちょっぴりぼやいたり。 「サンデー毎日」連載に書き下ろしを加えた全88編を所収、著者の新鮮な驚きと発見に満ちたエッセイ集が、ノスタルジックなビニ...
新しい日本語、懐かしい英語。それらをつなぐ、カタカナ語。絶え間なく生まれ、変化し続ける言葉たちに驚いたり、楽しんだり、考えこんだり、時々ちょっぴりぼやいたり。 「サンデー毎日」連載に書き下ろしを加えた全88編を所収、著者の新鮮な驚きと発見に満ちたエッセイ集が、ノスタルジックなビニールカバーの装幀で登場。
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