きみが鍵をあけるまで の商品レビュー

壱ぼむ(著者)

2021/11/07

誰からも好かれる社交的リーマンと、
排他的で孤高な美人リーマンとのお話し。

いわゆる両片思いですかね。
絵も見やすくて面白かったんですが、受の境遇がイマイチ分からないままなのでもやもやが残った。

受はお姉さんの事好きだったのかなぁ？
それとも純粋に今まで優しくしてくれた姉に恩返ししたかった…って気持ちだったのかなぁ？

なんか意味深な描写もあるし、早く家を出たいとか、高校時代に排他的だったことを考えると、おそらく前者だったんじゃないかな？とは思うんですが、明確に明かされてはいないので、あえてボカしたのかな？

そこは受が攻に打ち明けるなり、過去として受が振り返るなりして、何らかの種明かしが欲しかった。

2021/09/23

誰とでも仲良くなれる系男子と一匹狼ツンデレ男子の同級生のお話。

男友達の絶妙な距離感から気になり出してからの色気の関係性ギャップがすごくグッときました。
いつも優しく陽キャな真が恋に臆病になったり、攻めたりするところやツンデレな鏡也がツンツンしつつも真に押し切られちゃうキャラクターのギャップも最高でした。

ストーリーも1冊にすっきり、けどしっかり盛り込まれていて読み応えありました。
同棲後のふたりのお話も読みたいです！