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絶滅しそうな車両図鑑 の商品レビュー

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2022/07/11

 オールカラーで,古い国鉄時代の車両など,近々廃車されてしまいそうな車両が紹介されています。  製造から半世紀以上を経た車両も多く,いつ引退してもおかしくないものばかりです。  第1章 国鉄型気動車  第2章 国鉄型電車  第3章 国鉄型客車  第4章 大手私鉄の車両  第5章...

 オールカラーで,古い国鉄時代の車両など,近々廃車されてしまいそうな車両が紹介されています。  製造から半世紀以上を経た車両も多く,いつ引退してもおかしくないものばかりです。  第1章 国鉄型気動車  第2章 国鉄型電車  第3章 国鉄型客車  第4章 大手私鉄の車両  第5章 その他私鉄の車両  これを見ながら,もうこの車両は絶滅の危機なのか~!というのと,逆に,まだこんな古いのが走っていたんだ~!というのを両方感じました。  3000両以上が作られた国鉄の103系など,あとはJR西日本とJR九州に僅かに残されているだけ。  また,大手私鉄では引退済みの車両が,地方の私鉄に払い下げられて活躍している車両を見ると,応援したくなります。  個人的に,この本に取り上げられている車両で気になったのが,箱根登山鉄道のモハ1形,モハ2形。  2022年7月現在では,モハ1形が104号,106号の2両。モハ2形が108号の1両のみとなっていて,モハ1形は1919(大正8)年に製造,モハ2形も1927(昭和2)年に製造されたものなので,およそ100年経ったものです。  この本に紹介された車両に,一日でも長く走ってもらいたい思いもあります。  そして,このような車両を走らせるために,整備などの手間が余計かかるなど,効率は悪かったとしても,その車両のために尽力してくださる鉄道会社の皆さまがいらっしゃるのだなあ,と感謝しかありません。

Posted byブクログ