現代中国 内政と外交 の商品レビュー
毛里和子さんという中国研究者の集大成のような本。内政や外交といった切り分けをせずに丸ごと中国を分析する。 東洋学から始まる日本の中国研究の評価、政策決定過程について特に天安門事件の新旧資料を踏まえた検証、対外政策や強勢外交、国家性問題として香港、台湾、新疆、チベットの考察など。
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【読み終わって感じたこと】 論文執筆のために読み始めたが、非常にわかりやすく興味深い内容だった。今後、中国はますます台湾・香港・チベット・新疆ウイグル自治区などの領土問題に悩まされるようになるだろう。それらの問題に対する姿勢を、中国は今一度考え直すべきなのではないかと思った。 ...
【読み終わって感じたこと】 論文執筆のために読み始めたが、非常にわかりやすく興味深い内容だった。今後、中国はますます台湾・香港・チベット・新疆ウイグル自治区などの領土問題に悩まされるようになるだろう。それらの問題に対する姿勢を、中国は今一度考え直すべきなのではないかと思った。 【印象に残った内容】 中国は基本的に対立する国に対して過激な発言をしているが、実際の行動は冷静である。その建前と本音を見分ける必要があるということを知って難しいなと思った。中国の根底の目的は「自国権威の安定・維持」であることを念頭に置かなければならない。 【こういう人におすすめ】 ・中国の内政・外交について知りたい人 ・中国が抱える領土問題について興味がある人
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