ねえ、きいてみて! の商品レビュー
多様性を尊重する、言葉で言うのは簡単だけど、何をどうすればいいのかよくわからない。この絵本には、そのヒントがちりばめられている。今を生きる私たちに大事なことを教えてくれている。
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1型糖尿病で自分でインスリン注射をうつソニアが主人公。特別な道具や薬が必要な子がいること、目に見えない違いがあり、それに悩む子がいることを伝え、違いだけでなく同じところもあることを訴える。庭の花に例えたつくり。 ぜんそくで吸入器を使う子、車椅子を使う子、盲導犬と歩く子、白杖で歩く子、聴覚障害で手話を使う子、ディスクレシア、自閉症、吃音、トゥレット症候群、ADHD、ナッツアレルギー、ダウン症の子どもたちが自分を語る。
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作者のソニアさんが、小児糖尿病で「ほかの子どもたちがしなくてもよいことを、やらなければならなくなり、自分はみんなとちがうように感じて、さびしくなること」を実体験したことから、「世の中にいろんな人がいる」、「ちがいは、わたしたちの力になる」ことをこの本で知ってほしい、と語ります。違...
作者のソニアさんが、小児糖尿病で「ほかの子どもたちがしなくてもよいことを、やらなければならなくなり、自分はみんなとちがうように感じて、さびしくなること」を実体験したことから、「世の中にいろんな人がいる」、「ちがいは、わたしたちの力になる」ことをこの本で知ってほしい、と語ります。違った力を持つ人々が、理解し合い、助け合うと、さまざまな花が咲き乱れる庭のように、世界は豊かになってゆくのです。 いろんな特性を持つ子たちが、自分への質問に答えて、自分のできること、他人からしてもらうと助かることなどを語りつつ、みんなで美しい庭を作っていくという、ワクワクするストーリーです。
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みんなちがうからこそ、世界は面白く楽しくなっている.そう思えるまでにはきっと困難と苦しみもあったはず。互いを尊重できる社会になってほしい
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