連鎖 新装版 の商品レビュー
イヤ〜〜ややこしいです! 複雑、複雑…読んでて頭痛い。 物語が輸出入に絡み付く多企業がさらにややこしいさ倍々増です、眉間に皺寄せしたい方にはおすすめ。
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真保裕一の「連鎖」は、安定した筆力と、けれん味のない構成力で読ませる作品だ。 食品汚染という今日的な問題を、社会派的な視点で描き、意外性も十分で、題材、構成、文章と、とてもまとまっている。 特に、食品捜査官という主人公の役柄が珍しく、著者が取材に力を入れ、構想を練ったことがう...
真保裕一の「連鎖」は、安定した筆力と、けれん味のない構成力で読ませる作品だ。 食品汚染という今日的な問題を、社会派的な視点で描き、意外性も十分で、題材、構成、文章と、とてもまとまっている。 特に、食品捜査官という主人公の役柄が珍しく、著者が取材に力を入れ、構想を練ったことがうかがわれる、上質の社会派推理小説になっていると思う。 人物の設定がよく、職業自体の面白さがよくわかり、リアルな題材に取り組んでいて、とても読み応えのある作品だ。
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食の安全とは何を基準に計れるものなのだろう。 食品偽装は、手を変え品を変えて表面に現れて紙面を賑わせる。 企業のコンプライアンスが厳しく問われる現在にあっても無くなりそうもない。 それでも日本はまだ安全な方なんだろうな〜。 いろいろと考えさせられる小説だった。
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輸入した汚染食品の横流しに絡んで殺人事件が起こるお話。 話のテンポはいいのだが、自分自身ば「貿易」とか「食品の汚染検査」に疎かったため、読みにくい部分があった。
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何事にも抜け道はあるということ。法の規制とはいえ条文が全ての事を考えて作られてはいないのだから当たり前なのか。抜け道を見つけることが死活問題につながるのだろうから。 最低限の安全と安心を欲するのはもう無理なのだろうか。
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