庶務行員 多加賀主水の凍てつく夜 の商品レビュー
シリーズ第六弾。郵政民営化に伴い暗躍した悪を暴く多加賀主水。さすがに首相や与党幹事長までは手を出さなかったが、多加賀主水と木村刑事、女子行員二人、そして頼りない課長、これだけのメンバーでよくやるなー。あれ?今回、お狐様が出てない。
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多加賀主水シリーズ第6段 面白かったです。 今回も巨悪に立ち向かう姿はカッコよかったですね。 第7段がありそうな雰囲気。楽しみに待ちたいと思います♪ 「多加賀主水シリーズ」の生野香織さんの物語にも挑戦予定です。
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最近の小説はスッキリもこれが限界って感じ。昔は悪い奴はみんな退治できてたんだがなあ。でも、コロナ禍も取り入れながら新しい時代を描いている著者にエールを送ります
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江上剛氏の「多加賀主水のシリーズ」第6弾。 このシリーズを知らずに読み始めた。 作者自体が、第一勧業銀行(みずほ銀行)入行した事があるから、金融関係の事は、お手のものである。 第一章から、「コールド・ケース」 アメリカ映画ドラマで、「コールド・ケース」というシリーズを見て、な...
江上剛氏の「多加賀主水のシリーズ」第6弾。 このシリーズを知らずに読み始めた。 作者自体が、第一勧業銀行(みずほ銀行)入行した事があるから、金融関係の事は、お手のものである。 第一章から、「コールド・ケース」 アメリカ映画ドラマで、「コールド・ケース」というシリーズを見て、なるほど、未解決事件を暴くには、昔の記憶に遡り、そして、証拠をどのように見つけ出すか?が、ポイントになっている。 この本では、12年前の話から、始まっている。 少年とぶつかった男性が、子供に謝り、手に社章を手渡して去っていく・・・・ そんな社章が、一つのポイントになり、その社章には番号が、ふられており、誰のものだったかが、わかっていくのが、中盤である。 旧日本郵政公社所有のホールだった所に、小さな祠。 それが何を意味するのか?を見つけた主人公の主水が、少しづつ、解明していくのだけど、・・・ そこには、不自然な交通事故死した行員も・・・・ 目撃者なし、物証倉庫なしで、どうやって、その犯人を見つけ出せるのか???と、読み進む。 街の不動産屋に国の財産である土地が、払い下げ出来るか? 政治家、銀行との繋がりが、・・・・ 正義感あふれる者、同期でも表面の中は、仲良しでも、ライバルという行内の醜さ。 そして、好意を寄せる女性が、お金と出世の方へたなびいて、裏切られる無念さ。 世の中、こんな事では、いけない!!!と、思いながら、過去の事件をも蔑ろにしないこの話に、未だ、処分されない政治家や女性が、気になった。
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多加賀主水シリーズ5弾目。今回は過去に行員が無くなるなる前に青年に行章を預けたことから、事件が始まり、バブル時代に国からの不動産を上手く使い儲けた者、そして口を封じられた者。よくある事件を暴く。主水相変わらずの大活躍。
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