とっておきドラえもん おいしいうれしいグルメ編 の商品レビュー
子どもへの読み聞かせ本 途中私も子供も、体調が悪くなりあまり食事ができない状態になってしまったのだが、それでも毎夜読んでいた。 (娘よ、テーマが「食」の本を読むなんて、酷なことをしてすまん)でも美味しそう。 大長編の映画版の影響か、グルメテーブルかけとか大根から食べ物出てくるヤツ...
子どもへの読み聞かせ本 途中私も子供も、体調が悪くなりあまり食事ができない状態になってしまったのだが、それでも毎夜読んでいた。 (娘よ、テーマが「食」の本を読むなんて、酷なことをしてすまん)でも美味しそう。 大長編の映画版の影響か、グルメテーブルかけとか大根から食べ物出てくるヤツはものすごく印象に残ってるのよね。 バイバインの回は、やっぱり怖いな… のび太のお母さんの「わざわざ皿にのせておやつをだす」優しさに触れている解説もよい。 祖母の家には「いつもお菓子が入っている黄色い箱」があったことや、母の季節感を意識したおやつ、手作りのパイを定期的に作って食べたことなどを思い出した。 はたして、子供にそんな気遣いができてるのかなと…少し反省。
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食べ物の話をメインに構成されている作品。最後に料理コラムニストによる解説が書かれており、この内容が非常に興味深かった。「のび太が学校から帰ると必ずおやつを出しているお母さんのやさしさ」という言葉。その視点から『ドラえもん』を読んだことがなかったので新たな気付きを得ることができた。「おすそわけガム」の冒頭でピーナッツだけのおやつを見てのび太が「ほんとはよさんのつごうなんだよな」と話す場面がある。年齢を重ねた今だからこそ、"貧弱なおやつ"と受け取るのではなく"毎日おやつが置いてある有り難み"を感じ取ることができた。また、のび太のお母さんは、ピーナッツを袋のまま置くのではなくわざわざお皿に乗せている。少しでも豪華に見えるようにという"お母さんの優しさ"を感じる場面だと思う。 食べ物の話といえば「アンキパン」は欠かすことができない。学生にとって一番必要のないひみつ道具であり、結局は真面目に勉強した方が楽ということを植え付けられる話である。ドラえもんファンならアンキパンよりも楽に100点を獲れるひみつ道具を知っているので、そっちを選んだ方が楽だよね~笑という気持ちになる。 また、幼少の頃に恐ろしい話だと思ったのが「バイバイン」。どんどん栗まんじゅうが増えていき、最後は宇宙に送るという何の解決にもなっていないオチで終わる話である。話が壮大すぎるとツッコミつつ、人間はちょっと物足りないぐらいがちょうど良いということを教えてくれる話でもあった。
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とっておきドラえもん他2冊は、家族のお話と感動するお話にフォーカスされているだけあって、どれも読んでほっこりとした印象でしたが、そちらに比べて今作は、かなりギャグ度が高い収録内容かなと感じました。 原作コミックスならではの、ドラちゃんの凶暴さ・パワフルな愛すべき一面が見られます❀...
とっておきドラえもん他2冊は、家族のお話と感動するお話にフォーカスされているだけあって、どれも読んでほっこりとした印象でしたが、そちらに比べて今作は、かなりギャグ度が高い収録内容かなと感じました。 原作コミックスならではの、ドラちゃんの凶暴さ・パワフルな愛すべき一面が見られます❀.*・゚ もちろん、グルメなお話がたっぷり詰まった1冊としても、文句無しに面白いです。 個人的には、裏表紙のお腹が膨れているドラちゃんが可愛すぎました。 気軽に読めて元気な気持ちになれる1冊だと思います⸜✿⸝
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アンキパンがこんなにえげつないアイテムだったとは(トイレで出したら全部忘れちゃう)。 どんなに便利な道具を使っても、ジャイアンが力づくで相手をねじ伏せ、のび太が自力で宿題をやらないうちは、世界は少しも変わらないね。
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