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小川洋子のつくり方 の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2024/07/19

作家本人のエッセイや対談・講演のほか、2022年までの全作品の解題まであるとてもお得な1冊。いろいろ興味深い発言もあるし、作家の裏側も知れておもしろい。いうまでもなくインターナショナルな作家だし、もしかして村上春樹より先にノーベル文学賞をとったりするかも。

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2023/01/06

小川洋子さんの作品は、自分に合っているので、すーっと入ってきて、一度読んだだけでは内容を忘れてしまう。特に、昔読んだものに関しては、2度以上読んでいるはずのものでも、時に、記憶が薄れている。 でもそれは、奥深く眠っているだけで、また読み返せば戻ってくる。 この本を読むと、久しぶり...

小川洋子さんの作品は、自分に合っているので、すーっと入ってきて、一度読んだだけでは内容を忘れてしまう。特に、昔読んだものに関しては、2度以上読んでいるはずのものでも、時に、記憶が薄れている。 でもそれは、奥深く眠っているだけで、また読み返せば戻ってくる。 この本を読むと、久しぶりに初期作品から順番に読み直したくなった。

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2022/10/25

小川洋子さんの作品にうっとりしている私にコメントを下さったかたがお勧めしてくださった本。ありがとうございます。初めて図書館の相互貸借制度を利用して、何故だかちょっと緊張しながら読む。まず小川さんは世界的にファンがいるという事実に驚き!自分は関係ないのに何故か誇らしい。デビュー作か...

小川洋子さんの作品にうっとりしている私にコメントを下さったかたがお勧めしてくださった本。ありがとうございます。初めて図書館の相互貸借制度を利用して、何故だかちょっと緊張しながら読む。まず小川さんは世界的にファンがいるという事実に驚き!自分は関係ないのに何故か誇らしい。デビュー作から2022年の最新作まで全作品の解説がまた素晴らしく読書欲を掻き立てます。好き好き言いながらも読んだことのない本がたくさんあることを恥じる一方で、私を待っていてくれてる小川さんの本がたくさんあることにすごい幸せを感じました。

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2022/09/02

この人は、本当にすごい人だなあ。と、思い、ワクワクした。 構成としては、最初のが最後に来た方が良いように思う。

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2022/03/28

蔦屋書店でピックアップされていて、この本の存在を知った。 わたしは中学生の頃からずっと変わらず小川洋子さんの作品が大好きなのだけど、この唯一無二な世界観はこういうふうに生まれてるのかという舞台裏が垣間見られて、とても興味深かった。 小さい声しか出せない人や世間から弾き飛ばされてし...

蔦屋書店でピックアップされていて、この本の存在を知った。 わたしは中学生の頃からずっと変わらず小川洋子さんの作品が大好きなのだけど、この唯一無二な世界観はこういうふうに生まれてるのかという舞台裏が垣間見られて、とても興味深かった。 小さい声しか出せない人や世間から弾き飛ばされてしまった人々の声なき声に耳を澄ませるという姿勢や、自分の手の中にあるものを繰り返し磨いていくという創作の在り方、国や時代を超越した普遍性等々、自分の中の「なんか好き」の理由が紐解かれた感じ。 全作品解説も良かった。昔の本をまた読み直したくなったし、まだ読んでいない本も何冊かあったので先の楽しみができた。

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2022/03/20

あらためて小川洋子さんの作品を振り返り、デビュー当時から変わらない佇まいと慎しさの姿勢に惹きつけられる。彼女の職人のような手仕事風の作品群の背景や作品のきっかけなどを纏めてもらって興味深く読んだ。

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2022/02/27

作品を書くにあたっての小川さんの物事の捉え方とか書きたかったものとかを知れたり、今までの作品全ラインナップが解説付きで見られたり、ファンにはたまらない一冊。 手元に置いて、過去作を読み返したくなります。

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2022/01/01

創作というものに興味がある人、そしてそれがとても大きな壁のように思えて尻込みしている人には、小川さんの作品(小説だけでなく)を読んでほしい。はっとさせられるような考えが知れるのに、そんなことも知らないのかというような暴力的な気付きではなく、優しく落ちてくるように感じる。小説という...

創作というものに興味がある人、そしてそれがとても大きな壁のように思えて尻込みしている人には、小川さんの作品(小説だけでなく)を読んでほしい。はっとさせられるような考えが知れるのに、そんなことも知らないのかというような暴力的な気付きではなく、優しく落ちてくるように感じる。小説という分野でなくても、稀有な言葉を語られる方。小川さんが非常に優秀な“観察者”だからこそ、そうした言葉が生まれるのだろうということが、この本を読むとよくわかる。 借りた本だけれど、手元に起きたくてAmazonでポチりました。

Posted byブクログ

2021/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

囲まれた場所 場所が浮かんでそこからそのまま描写 人物は後から出てくるけど、顔などはぼやけていたりする じっと待って、場所が浮かんでくるのを待つ そしていろんなものが動いていくのを待ち、見えたものを書いていく。 小川洋子さんがどのように書いていくのかが、なんとなくわかったけれど、この書き方は芸術的作家という感じがする。

Posted byブクログ