天久鷹央の事件カルテ 久遠の檻 の商品レビュー

知念実希人(著者)

2023/10/06

　そんな事可能なのね、、、とビックリしつつも、、、悪用する人が出てきそう。清水玲子さんの『輝夜姫』みたいに、スペアとして育てる事が可能って事になると、、、。

　成瀬さんと鷹央がくっ付いたら面白いのになぁと思ったり。

2023/10/01

天久鷹央の事件カルテ第七弾！
全体でいえば、シリーズ12作目。

相変わらずの鉄板ストーリですが、今回の設定、トリックにはかなり無理があるのでは？

鴻ノ池がついに統括診断部で研修開始。3人での捜査？が本格化します。
今回のテーマは不老不死！

ミイラ化した男性の遺体の発見からストーリが始まります。
元アイドルのキヅナが精神科に入院。しかし、その容姿は15年前と同じ姿。驚いた墨田は鷹央に診察を依頼。
検査しようとしたとき、父親が現れ、キヅナは連れ去られてしまいます。
彼女は年を取らないのか？

そして、ミイラ化した遺体からは彼女のDNAが..
さらに彼女はオンラインサロンの教祖として崇められ、皆が見ている前で自殺。そして、復活。

いったい彼女の正体は？
不老不死はあるのか？
その真相は？

といった展開です。

隠されていた真相、その人物はあまりにひどい。
結果、命について考えさせられます。

お勧めです。

2023/09/16

「甦る殺人者」と同じぐらい面白くて好き。
自分なら「自殺したのに復活したから本物じゃん！」って諦めてしまう。
こんなトリック思いつかない。すごいよ。

2023/09/07

面白かった〜謎が多くて、途中ちょっと難しかったけど、まさかまさかの展開で、毎回読むたびにドキドキワクワクを感じられた。

2023/08/23

今作は他の作品に比べるとやや複雑で
理解するのに時間がかかったが
医療従事者ならではの発想というかトリックで
医療すげぇとか浅い事も思いました。
今までで1.2番くらい苦戦したんじゃないかなと
感じる。個人的に犯人の人が胸糞悪すぎて
ラストはスッキリしました。
最初はマンネリ感じたら読むのやめようとかなんとなーくな気持ちで1から読みだしたのにあっという間にこの作品まで読み終えれました。
もうファンになりました。このシリーズはほんとおすすめです。

2023/08/20

天久鷹央シリーズ第12弾。
15年以上も容姿が変わらない楯石希津奈の不老不死の謎に凸凹トリオが挑む、真相は如何に。

「統括診断部へようこそ」
今回の餌食は鴻ノ池、上記のフレーズ辺りのコントがツボにハマってしまいました。
それはさておき、個人的にはシリーズを通して1番良かった作品だと思う。
今までのものは医療ミステリーということでほぼ医療に纏わる難解な謎を解いていくものでしたが、今回のは医療ミステリーだけでなく本格ミステリーらしさもあり非常にバランスの良いものでした。
中途半端に書くとネタバレしそうなので感想は書きませんが、シリーズの中で1番気に入った作品なので良かったら読んでみてください。

2023/07/30

歳を取らない少女。
複雑なようで一元的に説明可能な鮮やかな犯罪手腕。今回の主犯はいつもに増して頭脳犯なのが良い。

保存受精卵から同じ遺伝子を持つ個体を作成。そのトリック自体はなんとなく察知できるが、様々な謎の点と点が繋がっていくのは流石。
脳炎の正体が抗NMDA抗体脳炎であるのみならず、その治療としての成熟奇形腫摘出の手術痕をカイザー後に見立てたこと。そして主犯の父(祖父)は産婦人科医で、それらを分かって利用したこと。天晴。

2023/06/13

知念先生の天久鷹央シリーズ。
今回は15年以上の時を経ても容姿が全く変わらない少女に驚いた精神科の墨田に頼まれて診察をした鷹央、その少女「私は歳をとることがない」と妄言を言いその事についても診察をするが正確な判断を下す前に父親が連れ出してしまう。その後脳炎が発見されたが父親とは連絡が取れない。その後、発見されたがミイラ、自白をして自殺をした少女、復活をする少女、全てが超現象に思えるが鷹央が紐解いていく。

2023/05/20

ミイラ化した遺体、自殺からの復活。その謎に彼女たちは立ち向かうが。
手に汗握るとはこの事だ。二転三転する謎に怒涛のプロットとサスペンスフルな展開。一度読み始めたらやめられないし止まらない。このシリーズ、絶好調である。

2023/04/29

不老不死と殺人事件！片方を推理するともう片方が行き詰まり…の繰り返しで先が読めませんでした。
このシリーズはいつもそうですが、トリックが専門的すぎて推理できません笑
今回は特に、16年間歳を取っていないという事実をどう覆すのか全く想像できず。
真相は残酷だったけれど最後はハッピーエンドだったので気持ちよく読了できました。
序盤で不老不死キヅナ様の父に追い出された家政婦などなど、伏線が散りばめられていたんだなあとあとから気付きます。
あとは毎度のことだけど小鳥先生に幸せになってほしい、、。