石垣りん詩集 表札 の商品レビュー
女性の立場から女性を女性として描く詩の数々。生きることの難しさ、辛さ、そういうものにしっかり向き合って咀嚼し消化して詩を生んでいる。
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石垣りんさんの詩集ですね。 2021年8月2日初版。 『レモンとねずみ』と同じく、童話社刊です。 大きさも、いっしょです。 石垣りんさんの代表作『表札など』『レモンとねずみ』 『私の前にあるお釜と燃える火と』などからの選集です。 石垣りんの詩は、私にはとても体の中にすいすい入...
石垣りんさんの詩集ですね。 2021年8月2日初版。 『レモンとねずみ』と同じく、童話社刊です。 大きさも、いっしょです。 石垣りんさんの代表作『表札など』『レモンとねずみ』 『私の前にあるお釜と燃える火と』などからの選集です。 石垣りんの詩は、私にはとても体の中にすいすい入ってきます。 わかりやすいながら、ぐっと突き刺さる言葉が赤裸々に綴られています。 まさに、詩と共に人生を歩んだ人の言葉が怖いくらいに語りかけてきます。 石垣りんには、石垣りんの詩で何時でも会える。 とても大切な詩集ですね。
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分かりやすく、力強く、グサッと心に突き刺さるような詩だ。こんなにも家族に対する嫌悪感を書いてもいいんだろうかという印象を受けた詩もあった。時に読み返してみたい。
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天声人語で紹介されててその後図書館に行ったら目に留まり、その場で読みました。詩集を読むのはいつぶり?というくらい。言葉ひとつひとつから、おなまえの通り凛として立つ女性の姿が目に浮かんできました。戦後の作品が中心、今より女性の居場所は狭かったと思いますが、それでも心のありようはずっ...
天声人語で紹介されててその後図書館に行ったら目に留まり、その場で読みました。詩集を読むのはいつぶり?というくらい。言葉ひとつひとつから、おなまえの通り凛として立つ女性の姿が目に浮かんできました。戦後の作品が中心、今より女性の居場所は狭かったと思いますが、それでも心のありようはずっと広い。決めた生き方を貫く強さが感じ取れました。表題作である表札と、いじわるの詩が印象的でした。
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